ふくろう多門のビデオレターNo.17

ふくろう多門のビデオレターでは、「土木グローバル化」をキーワードに、会長プロジェクトの活動、「ふくろう多門の土木対談」の内容などを紹介しています。
第17回は、土木学会でのD&I推進の取り組みについてご紹介します。

◆ふくろう多門のビデオレター(プレイリスト)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLRALmeewpTqoKp7gGhXqoh_b_pNvYO9oH

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皆さんこんにちは。17回目のビデオレターをお送りします。今回はSDGsにも深く関係しています。ダイバーシティとインクルージョンについてお話いたします。略してD&I(ディーアンドアイ)とも呼ばれています。インターネットで調べてみますと、ダイバーシティとは多様な人材を認めることであり、インクルージョンとはその人材を受け入れ、活躍の場を与えることと記されています。

土木学会におきましても、D&Iを積極的に進めており、2004年にジェンダー問題検討小委員会が設置され、その後名称を変えつつ、2014年に委員会に昇格し、2016年から現在の名称であるD&I推進委員会となりました。

※ D&I推進委員会 https://committees.jsce.or.jp/diversity/

D&I推進委員会の活動の中にD&Iカフェトークがあります。まさに多様なゲストから多様な働き方、生き方に関するお話を伺える企画です。これまで40回行われていると聞いています。この40回目のカフェトークで、会長として私がゲストとなりました。

※ D&Iカフェトーク 第40回 国際経験で広がった人生観
 https://note.com/jsce/n/n0be7b3895a50

過去のカフェトークは動画アーカイブとして公開されています。D&I推進委員会のWebサイトもしくはnoteチャンネルのリンクでぜひご覧になっていただければと思います。

※ D&Iカフェトーク https://note.com/jsce/m/m8b9728494adc

土木学会も多様な人材が活躍する場を与える努力をしてきております。

例えば、最近は理事会のメンバーに女性が入るようになりました。また、2024年度には土木学会初の女性会長が誕生するかもしれません。外国人に関しては外国人技術者が日本において活躍しやすい環境作りを目指した活動、例えば外国人技術者が取得しやすい技術者資格の検討などが行われています。

若手に関しましては学生小委員会を立ち上げ、学生同士で土木学会内での活動に関し、活発な議論が進行中であると聞いています。

※ 学生小委員会 https://note.com/doboku_gakusei

しかしながら、まだまだ女性、外国人、若手の会員数、活躍の場は十分とは言えていません。

引き続き、土木学会ではD&Iの推進を継続してまいります。このD&I活動に関する皆さんのご意見ご質問などがありましたら、ぜひお声をお寄せください。次回のビデオレターでは土木学会としての情報発信について簡単に紹介する予定です。

今後もふくろう多門のビデオレターでの情報発信をお楽しみに。ありがとうございました。

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国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/