マガジンのカバー画像

土木偏愛note『from DOBOKU』

164
土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです…
運営しているクリエイター

#イラスト

より偏った編集へ-令和5年新偏集体制-

土木偏愛者のみなさま、こんにちは。 偏集長のマツです。先週からケニアに渡り、仕事に忙殺されています。 マジなんです。 それを肝心な報告が遅れた言い訳にさせてください(´・ω・`)  2021年にスタートしたこのfromDOBOKUですが、さらに偏った編集を目指し、令和5年1月1日から新体制に移行しました。(3ヶ月前w) 令和5年メンバー(2023年1月1日~) 委員長 兼偏集長   松永 昭吾(土木の妖怪マツ/インフラ・ラボ) 副委員長兼副偏集長  小川慎太郎(おがしん/

土木なイラスト#27 国道220号と桜島

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 今回は、鹿児島県の国道220号と「桜島」です。 九州の道路ボランティアサポート「道守(みちもり)」活動のみなさんが、年に一度交流するイベント「みちづくりIn鹿屋2024」が10月に開催されます。 今年は鹿児島県鹿屋市で予定されており、事前のミーティングに参加してきました。 鹿児島県は大きな二つの半島があり、その真ん中付近に「桜島」があります。国道220号の安全な交通確保のため長く桜島防災工事がおこなわれてきましたが、橋梁による道路の

土木なイラスト#26 細島験潮場

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 今回は、土木学会の推奨土木遺産にもなっている「細島潮験場」です。 日本における潮位測量は、明治5年(1872年)にオランダ人技士リンドウの指導で利根川河口の銚子に「量水標」を設けたのが始まりとされている。量水標は主要河川の河口に設けられ、目視によって干満潮位を観測していた。その後、明治21年(1888年)、陸軍省参謀本部に陸地測量部が設置され、国土の測量が開始されると同時に各測点が設けられた。験潮場は、土地の高さの基準を与え、その変

土木なイラスト#25 土木系行政職員の仕事「防災情報係長の一日」

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 土木技術者のイメージは、建設会社の工事監督、また測量・調査・設計コンサルタントで働く方々が思い浮かぶと思います。 では国・県・市町村の土木系行政職員はどんな仕事をしているのでしょうか? 今回は、国土交通省地方整備局出先事務所の「防災情報係長」を紹介します。 国土交通省の出先事務所には、電気・情報通信の専門係があります。 専用の光ファイバーとネットワークシステム、災害時に活躍する衛星通信網、また停電時でも防災活動を可能とする発電施設の

長崎街道ひとりウォーキング  #1

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 自分のライフワークに「長崎街道ひとりウォーキング」があります。 長崎勤務時代、県庁前にあった「道路元標」に興味をもち「蛍茶屋」「日見峠」周辺を散策していると、いつかは「長崎」から「小倉」まで完歩したいと思うようになりました。 8年前から始めましたが、距離的にまだ半分程度でしょうか? 先月、福岡県原田から佐賀県小城市まで53kmを2日間で歩きました。 前回の「冷水峠」越えでは13個も足の豆ができたので、モンベルの速乾性五指靴下を履きま

土木なイラスト#20 ミニバックホー

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 掘る、吊る、均す、なんでもできる万能建設機械「ミニバックホー」のイラストです。 建設現場での職場環境改善のキーワードが4つあると思います。 ①人で不足を解消する「自動化」 ➁在宅勤務を可能にする「遠隔操作」 ③人の代わりをするための「小型化」 ④炎天下でも日に焼けない、熱中症にならない「快適性」 BIMによる自動化や遠隔操作の技術も、あと少しというところまで来ていると思います。 真ん中の黄色いヤツは、バックホーキャラクター「バッ君」

長崎街道ひとりウォーキング#2 佐賀空港と嘉瀬川

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 「長崎街道ひとりウォーキング」で歩いた「佐賀の土木イラスト」を2つ紹介します。 ひとつは「九州佐賀国際空港」です。 イラスト描いて気が付きました。背景にある4つの横に伸びるライン。 上から「突き抜けるような空」「有明海」「広大な佐賀平野」「そして滑走路」です。 空港から見る風景ですが、遮蔽物が一切なく水平線を見ることができます。 もうひとつは、佐賀インターナショナルバルーンフェスタの会場となる「嘉瀬川」です。 水面に映るバルーン。

土木なイラスト#21宅地造成

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 自分が東京で施工会社に勤務していた時、住都公団発注の宅地造成工事に従事していました。 上下水道から、マンホール、擁壁、舗装と多くの工事を経験できました 長崎勤務時代、職場から見える住宅地です。緑豊かな山の上に、パッチワークのようにカラフルな住宅。 とても印象的だったのでイラストにしました。(了)

ドボクなイラスト#14 アスファルト・フィニッシャー

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑭土木現場の建設機械「アスファルト・フィニッシャー」です 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 土木現場で活躍する建設機械「アスファルト・フィニッシャー」のイラストを描きました。 自分が卒業後に入社した建設会社の現場で、カッコいいなーと思ったのが「アスファルト・フィニッシャー」です。 住宅地の一次造成した現場に、マンホールと上下水道を配管、宅地への石積擁壁、路体、路床、路盤、U字溝などの工事が終わった後に登場

ドボクなイラスト#13 JR日南線「伊比井駅」ホームとキハ40系車両

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑬JR日南線「伊比井駅」ホームとキハ40系車両 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 宮崎県日南市伊比井に、国道220号の視距改良予定箇所を見に行ってきました。宮崎駅から日南線「伊比井駅」のホームとキハ40系車両です。 JR日南線は、伊比井駅を過ぎると海岸線から山を抜け北郷に向かいます。 新海監督の人気アニメ「スズメの戸締り」の舞台が日南市といわれ、 多くのアニメファンが聖地巡礼に訪れているそうです。 無人駅

ドボクなイラスト#12 JR日南線伊比井駅(いびいえき)とワシントニアパーム

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑫JR日南線 「伊比井駅」とワシントニアパーム 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 道路施設の中で唯一の生物「街路樹」があります。近年は管理が大変と言う理由で敬遠されがちですが、道路の走行景観を担う重要な施設となっています。 宮崎県日南市伊比井に、国道220号の視距改良予定箇所を見に行ってきました。宮崎駅から日南線「伊比井駅」まで、各駅停車のゆっくりとした車窓が楽しめます。 読売ジャイアンツのキャンプ地として

ドボクのラジオ 第211回 土木ってオドロキの連続デス

2023年6月14日(水)放送  ゲスト:高樹はいどさん ナビゲーター:JUMI 案内役:おがえもん 今回のゲストの高樹はいどさんは、プロフィール紹介の際に少し触れましたが玩具のタカラに入社されロゴ「TAKARA」をデザインされたとのことです。タカラは1年3カ月で退社されましたが、短いながらも上げた成果はすごいです!従業員であったので報奨金は…だったとのことですが。 さて、高樹はいどさんが土木のイラストを描くきっかけとなったのは、日刊建設通信新聞社と地盤品質判定士会が連携し

ドボクなイラスト#11 長崎眼鏡橋

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑪長崎眼鏡橋 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 眼鏡橋は、興福寺開山唐僧黙子如定が寛永11年(1634)に架けたと伝えられます。黙子禅師は中国江西省建昌府建昌県の人で、寛永9年(1632)に日本に渡来したが、石橋を架ける技術指導者でもあったようです。2径間の半円迫持橋で、日本最初のアーチ構造の伝来とされます。に築造した日本最古の取水施設です。  古来より”めがね橋”の名で長崎の人たちに親しまれていましたが

ドボクなイラスト#10 ドボジャンが似合う人3選 (2)(3)

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑩ドボジャンが似合う人3選 (2)(3) 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 早いモノでもう六月、鬱陶しい梅雨の時期となりました。 衣替えやクールビズのタイミングで防寒着の話題は季節外れな感じもしますが、ドボジャンの似合う3人のうち、2人まとめて紹介します。 ドボジャンの似合う人と言えば「マリリン」についでこの人「たけちゃん」です。 ジャンパーの下には、らくだ色のヘンリーネックシャツ。B-15Cはジャンパー