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土木偏愛note『from DOBOKU』

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土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです…
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2023年5月の記事一覧

ドボクなイラスト#11 長崎眼鏡橋

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑪長崎眼鏡橋 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 眼鏡橋は、興福寺開山唐僧黙子如定が寛永11年(1634)に架けたと伝えられます。黙子禅師は中国江西省建昌府建昌県の人で、寛永9年(1632)に日本に渡来したが、石橋を架ける技術指導者でもあったようです。2径間の半円迫持橋で、日本最初のアーチ構造の伝来とされます。に築造した日本最古の取水施設です。  古来より”めがね橋”の名で長崎の人たちに親しまれていましたが

ドボクなイラスト#10 ドボジャンが似合う人3選 (2)(3)

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑩ドボジャンが似合う人3選 (2)(3) 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 早いモノでもう六月、鬱陶しい梅雨の時期となりました。 衣替えやクールビズのタイミングで防寒着の話題は季節外れな感じもしますが、ドボジャンの似合う3人のうち、2人まとめて紹介します。 ドボジャンの似合う人と言えば「マリリン」についでこの人「たけちゃん」です。 ジャンパーの下には、らくだ色のヘンリーネックシャツ。B-15Cはジャンパー

ドボクなイラスト#8 ドボジャンとフライトジャケット(航空服)

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑧ドボジャンとフライトジャケット(航空服) 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 早いモノでもう六月、鬱陶しい梅雨の時期となりました。 衣替えやクールビズのタイミングで防寒着の話題は季節外れな感じもしますが、ドボジャンとフライトジャケット(航空服)について紹介します。 ドボクの現場で着る防寒着のなかに通称「ドボジャン」「ドカジャン」と呼ばれる紺色のジャンパーがあります。 ナイロン製で綿入りのため「防水・速乾性

ドボクのラジオ 第208回 波ニモマケズ

2023年5月24日(水)放送 ゲスト:柏田雄一さん(株式会社不動テトラ) ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 皆さん必ず一度は見たことがあるようなモノでありながら、ソレが何かをよく知らないというモノ。今日の話題は「波消しブロック」でした。よく「テトラポッド」という名前を聞きますが、それは株式会社不動テトラが扱う波消しブロックの商品名です。podは足で、tetraは数の数え方でmono(1つの)、di(2つの)、tri(3つの)に続くtetra(4つの)ですから、「

特集主査ファイル#05 土木学会誌 第108巻 第5号

土木学会誌 第108巻 第5号 特集:「理想の国土を実現するために-キホンとギモン-」 主査:今井嵩弓(いまい・たかゆみ) 所属:前田建設工業株式会社 土木学会WEB情報誌from DOBOKU提供となった 土木学会誌動画(略してDD)第5回目のゲストは 2023年5月号特集:「理想の国土を実現するために-キホンとギモン-」 の主査を務められた前田建設工業の今井嵩弓です。 読者の皆さんは「理想の国土」について,考えたことがありますか? YESであっても,NOであっても

ドボクのラジオ 第207回 蘇る名城・盛岡城復元に向けて(後編)

2023年5月17日(水)放送 ゲスト:南部利文さん(南部家第46代当主) ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 今回は、いよいよ盛岡城そのものが話題の中心です。「城」とは何か?南部さんによれば、「軍事的機能を優先した行政のための施設」。盛岡城は、南部さんのご先祖様の「自宅兼職場」ということになります。南部藩、のちの盛岡藩は、北は青森県下北半島の大間崎、南は岩手県の北上、西は秋田県の鹿角までを治める広大な藩でした。最初は青森県の三戸に城がありましたが、交通の要衝で農地

土木学会誌 第108巻 第5号特集「理想の国土を実現するためにーキホンとギモンー」

昨日は、マツ大将松永 昭吾、川口 暢子さん、現土木学会誌編集委員会幹事長の杉木直先生とともに、特集主査の前田建設工業の今井さんをお招きして、DDの収録を行いました。 オープニングの三つの質問で「いま、ハマっているのは「第二子の子育て」と今時のパパ的な、等身大の楽しみを教えて下さった今井さん。まさに、今月号の特集は、土木学会誌編集長である日大岩城 一郎先生体制の編集方針「土木と人」に沿った、次世代のために「あるべき社会」を実現する、人を中心に見据えた土木の新しい在り方を模索す

ドボクのラジオ 第206回 蘇る名城・盛岡城復元に向けて(前編)

2023年5月10日(水)放送 ゲスト:南部利文さん(南部家第46代当主) ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 「第46代当主」ってすごくないですか!!南部家は、鎌倉時代以来、明治まで、700年近くにわたり同一の国・地域を治め続けた、世界でも稀有な領主でいらっしゃいます。まさに、リアルな「お殿様」。地元でも親しみを込めて「殿」と呼ばれているとのことです。南部のお名前の由来、南部藩・盛岡藩の歴史、当主としての活動など、とても興味深いお話を伺うことができました。現在、盛

ドボクなイラスト#9 ドボジャンが似合う人3選 (1)

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑨ドボジャンが似合う人3選 (1) 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 早いモノでもう六月、鬱陶しい梅雨の時期となりました。 衣替えやクールビズのタイミングで防寒着の話題は季節外れな感じもしますが、ドボジャンの似合う3人を選んでみました。 米国の有名俳優「マリリン」です。 フライトジャケット(航空服)マニアには有名な話ですが、ニューヨーク・ヤンキースの名選手ジョーディマジオとの新婚旅行で訪日し、朝鮮半島の米

ドボクなイラスト#7 けやき通り

土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介します⑦道路景観「国道202号 けやき通り」 土木にかかわる好きなモノをイラストで紹介していきます。 道路施設の中で唯一の生物「街路樹」があります。近年は管理が大変と言う理由で敬遠されがちですが、道路の走行景観を担う重要な施設となっています。 「けやき通り」とは、福岡市の中心市街地を東西に横切る国道202号の国体道路の一部で、けやき約100本が並木道をつくっている全長約800 mの区間の通称をいいます。2車線のけっして広い道路幅員で

ドボクのラジオ 第205回「祝・放送5年目突入!」

2023年5月3日(水)放送 ゲスト:川村優子さん(ヴァイオリン奏者) ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 ドボクのラジオ、ついに放送5年目に突入しました。ここまでご支援・ご協力いただきました全ての皆さまに、厚く御礼申し上げます。5年目突入記念として、番組のテーマ曲である「Earth Keep the Beat」(三村総撤作曲)をリメイクしました。オリジナルは電子音楽ですが、メロディの部分をヴァイオリンの生演奏で置き換えたバージョンを制作。これを演奏してくださった川