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Beyondコロナの日本創生と土木のビッグピクチャー

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土木学会(会長:谷口 博昭)は、6月6日(月)に、2021年度会長特別委員会 コロナ後の“土木”のビッグピクチャー特別委員会による提言書『Beyondコロナの日本創生と土木のビッ…
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2022年1月の記事一覧

社会と土木の100年ビジョン-第2章 土木の100年を振り返る

わが国の工学会は1879年(明治12年)に設立され、その後、土木学会は1914年(大正3年)11 月に工学会から分離した形で設立された。本年2014年には、土木学会100周年を迎える。 明治時代に入り、わが国は治水、砂防、港湾、鉄道等の整備を進めてきた。戦後の1945年(昭和20年)以降は、全国総合開発計画等に基づき、治山、治水、道路・高速道路、港湾・空港、新幹線・地下鉄、電力、上下水道等の社会資本の整備を急速に進めた。 工学会設立から135年、土木学会設立から100年が経過

【再掲の背景と目次】社会と土木の100年ビジョン-あらゆる境界をひらき、持続可能な社会の礎を築く-

土木学会では、創立100年を迎えた2014(平成26)年に、100周年記念事業の一つとして、それまでの100年にわたる土木学会の歴史を振り返り、そこからの100年を見通したビジョンを「社会と土木の100年ビジョン-あらゆる境界をひらき、持続可能な社会の礎を築く-」としてとりまとめ、公表しました。 公表から時間が経ちますが、気候変動やデジタル社会の進展、そしていまだ収まらぬCovid-19災禍など、わたしたちの暮らしを取り巻く社会環境が大きく変わったなか、あらためて本ビジョン