見出し画像

異例中の異例!青森山田・黒田監督 次のステージへ

こんにちは!現役大学生です。
今朝ツイッターを開いたらびっくりなニュースが
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6441339
『青森山田・黒田監督、来季J2町田の監督就任濃厚』
?????????????????????????

もうビックリですよ笑
言わずと知れた高校サッカーの名将黒田剛監督がJの舞台に挑戦と…
しかもJ2に確実に定着し近々のJ1昇格も夢ではない町田ゼルビアだと。
JFLの時から町田は知っていたのですごく勝手に親近感が湧きます。

  • 黒田監督を起用した狙い

  • 高校サッカーからJクラブの監督に就任した人物と戦績

以上の観点から個人的考察を述べていこうと思います!

黒田監督を起用した狙い

9月中に現監督のポポヴィッチ氏との契約満了を公表していた町田。
そして今日報道されたように後任には黒田剛氏の就任が濃厚だそうです。
ではなぜ黒田監督なのでしょうか。
私が考えるに人材育成とセットプレーの強化が狙いと考えます。

人材育成

1994年に青森山田の監督に就任した黒田氏は長らく高校という育成年代に携わってきました。その間に排出した選手といえば、柏がJ1制覇した時の主力メンバーである橋本和、ワンダーボーイ藤本憲明、柴崎岳に室屋成、郷家友太に松木玖生…(挙げたらキリがない!)
そうそうたるメンツを排出してきました。その点町田としては人材育成を
期待しての起用は間違いなくあるはずです。
では町田の現所属選手はどのような人たちなのでしょうか。

経験値抜群のベテランと若手有望株の宝庫

まずは世代を代表するような奈良坂巧選手、宇野禅斗選手、佐野海舟選手、晴山岬選手らが挙げられます。この4人はいずれも高体連出身であり宇野選手に至っては青森山田高校出身で黒田監督の指導を受けてきた存在でもあります。また法政大学でエースだった佐藤大樹選手、ヴィッセル神戸で主力を張っていた時もあった安井拓也選手、またチームの中心である高江麗央選手や平戸大貴選手も25歳以下と若くていい選手が揃っている印象です。

そしてその若い選手を引っ張るのが川崎、清水、ドイツでもプレー経験のある鄭大世選手、JFL時代から町田を支える DF深津康太選手、鹿島や仙台で長きにわたってJリーグで活躍してきた中島裕希選手、元日本代表の太田宏介選手、横浜FM、FC東京でもポポヴィッチ監督を支えた長谷川アーリアジャスール選手などの経験豊富なベテランがこのチームを引っ張ります。

奈良坂選手は深津選手と、中島選手や鄭大世選手は晴山選手や佐藤選手、
アーリア選手のポジションは晴山選手や佐野選手らも重複するポジションであり世代交代を進めていくためにもさらなる育成は必須事項なのです!

セットプレーの強化

今期の町田は現時点で総失点が46ありそのうちの43.5%に当たる20失点はセットプレー、クロスからの失点となっています。失点パターンとして一番多いのはスルーパスからなのですが、ここを防ぐにはそれぞれのシチュエーションに応じた対策が必要なのでなんとも言えません。ただセットプレーに関しては事前の対策で防げるものも少なくないと思います。
(投稿主自体サッカーをしているわけではないので間違ってたらごめんなさい)
ではセットプレーの強化に黒田監督というのはなぜか。
それは高校サッカーの傾向として勝つチームはセットプレーが強いというのがあるからです。プロと高校生というカテゴリーの差はあるものの、
少なからず高校サッカーを勝ち抜いてくためのセットプレーに関する知見はあるはずです。町田にとってセットプレーからの失点が減らせれば勝てる試合も多くなってくるのではないかと思います。

高校サッカーからJクラブの監督に就任した人物

今回の起用は異例と言われていますが過去に高校サッカーからJクラブの監督になった人はどれだけいるのでしょうか。

布啓一郎

84~02年まで千葉の名門、市立船橋高校の監督を務めた。その間4度の全国制覇。その後世代別の日本代表監督を歴任しファジアーノ岡山のコーチを経て17年に群馬、20年に松本(いずれもJ2)の監督に、21年にはJ3今治の監督に就任した。
群馬の監督としてJ2昇格に導いたが松本、今治では成績不振により解任されている。

その他、滝川第二の監督からヴィッセル神戸の育成担当やU18の監督を経験した黒田和生氏、桐光学園から中国3部の監督に就任した佐熊裕和氏などが高校サッカー会からの転身として知られるが、今回の黒田氏のように高校サッカーから直接Jクラブの監督に就任するのは異例中の異例なのである。

最後に

サイバーエージェントがスポンサーについた町田はスタジアムや練習場の問題も解決し近年着実に力をつけてきているクラブです。正直大金をはたいてプロの世界で実績のある監督を連れてくることも不可能ではなかったはずです。その中でも高校サッカー界の名将を連れてくる決断をしたのは先ほど
述べたように今所属している若手選手をもう1段、2段と引き上げる狙いもあったのではないでしょうか。

個人的には町田がここまでJ2に定着(調べたら7年いました)していることがものすごく感慨深いというか…
昔見に行った時は第一次ポポヴィッチ政権だったし、修行選手とか酒井良さんに星大輔さん(今もしかして政治家になってますか?)
そして10番ドラガン・ディミッチ…
あくまでフロンターレ中心に見ていたので毎試合見ていたわけではないですがその町田がJに定着していることが心の底から嬉しいです!

まだ正式な発表はないので続報を待ちましょう!
それでは!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?