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384. 風に身を任せる・・・?


「まあなんとかなるやろ・・・」

「風に身を任せて・・・」

「出たとこ勝負で・・・」



これで上手くいったことは自分の場合ほぼない。

なんとなくでいったら、なんとなく上手くいかず終わったことばかり経験してきた気がする。


アドリブが効くような人間になりたいと願い続けているが、残念ながら先天的なものっぽいのでそこに望みをかけても出来るもんじゃない。


つまり緊張した瞬間や大事なタイミングあるなら、自分の場合それまでに綿密な準備、心構えをしなくてはいけないのだ。


その準備期間というのは誰かに邪魔されたくない聖域だし、かなり慎重に過ごしたい期間なのだ。



でもアドリブが効く人間を見ているとまあ本番直前にふざけてたり、楽観的だったりする。

んでもって本番もなんとなくそれで乗り切ってしまうから憎たらしい。


綿密なシミュレーションと煽られる莫大な不安、それらによりとんでもない負担が掛かる。

それだけやっても上手くいかない時もある。

これだけのストレスが掛かってやっと平常の結果を保てているような感覚。



「風に身を任せる」

なんて恐怖で仕方が無い。


ただただ運が良いとかいう貯金を食いつぶしてるだけやろ?

と。


皆が皆そんな上手い事いかない。

運が良い側の感覚で常識を語るな、と強く思うことがある。



「風に身を任せる」

って言葉はいまだ自分の中ではしっくりとこない。

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