306. ぶっとび要素が私には必要


バカで、しょーもなくて、意味不明で・・・

でもそんな刺激が自分にはとても必要だ。


周りから逸脱してはいけないという強い超自我のおかげで、常に蓋をされ続けてきた。

蓋をされているということを自分で気づけなくなってしまうぐらい、自分の超自我は強力だ。


意味不明で中身が無くて、でもどこか筋がある。
芸人さんの「ランジャタイ」がかなり好きだ。

そしてその要素と言うのが自分の日常生活でも必要なんだな、と最近気づいた。

理屈じゃなくて感性。

常に理屈が通っていないとしかたがないと思っていた自分の性格はむしろ真逆で、意味分かんなくて感覚で捉えるほうが自分の性格だったのだ。


多分人生で一番他人の前で声を荒げた。

人生で初めて頭で考えて言葉を発するのではなく、脊髄反射のように勝手に言葉が溢れてきた。

理性という点で見たらきっとめちゃくちゃなことも言ったのかもしれない。

でも感性という点で見たらもうそれはそれは自分の成長につながる大きな一歩だったと思う。

理屈ではなく、言葉ではなく、本能むき出しの本音をぶつけることが出来たと思う。

相手がどう思ったかなんて知ったこっちゃない。

自分がちゃんと自分らしくあるために、自分を見失わないためにとった行動だ。


櫻坂46の「Cool」「魂のLair

何回もリピート再生した。

この曲を聴きながら頭の中が整理されていき、自分は理屈ではなく感性が重要なのだと悟った。
それも本当に意味の無く訳の分からないテキトーな感性。

そして同時に2つの曲の歌詞があまりにも深く染みて、バスの座席なのに涙があふれてしまった。

花粉症の時期も相まって周りから変に見られなかったのは不幸中の幸い。

その瞬間なぜだか鼻や目のかゆみは落ち着いていたので、正真正銘素直に感情からの涙だった。


伝わらないってのはこんなに孤独を感じるものなんだろうか?

なぜ自分はもっとぐちゃぐちゃした感情を上手く言葉にできないのだろうか?


そんな波が来ては去ってを繰り返した。


時間が経ち自分の大事なものが少しつかめたことでほんの少し前向きになれた気がする。


帰りがけ勢いで寄った本屋さんでスリムクラブ内間さんの
「等身大の僕で生きるしかないので さらけ出したら、うまくいった40の欠点」
という本が目に入り
直感でその本をレジに持って行き財布の中にあった図書券を全てはたいた。

芸人さんのぶっとび要素をお借りしないと気持ちが保ってなかったのだと思う。


ひとまず50ページ読んだが自分の感性を信じて良かったと思った。

続きを読みながら心を落ち着かせたいと思う。




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