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KEIBA=BIGDATA 気になり分析{前走ハミ:ノーマルハミ}

奥野でございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

宝塚記念も終わり、東京開催も終わり、いよいよ本当の夏競馬に突入します。

宝塚記念は、1番人気クロノジェネシスが危なげのない走りで完勝し連覇を達成。2着はユニコーンライオンが2着で小波乱となりました。

ユニコーンライオンの2着に対して、何かとお伝えしたいことはあるのですが、今回は表題の通り、ノーマルハミのデータ的効能についてお伝えします。

私、いろんなところで、ハミの重要性について書かせていただいておりますが、あまり浸透していないようなので(影響力が低くて・汗)、今回は別の切り口でそのデータの有用性を語らせていただきます。

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ここで質問です。

「宝塚記念を勝利したクロノジェネシスのハミは、何だったでしょう?」

JRDBの直前情報会員様ならすぐに分かったはず。

答えは、「ノーマルハミ」です。

というか、デビューから2戦を除き、ずっとノーマルハミです。

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ノーマルハミは、読んで字のごとく、普通のハミ。競走馬に最もよく使われるハミです。特殊ではありません。

「特殊ではないのに特別なの?」と思われるでしょう。

特殊ではないところが特別なんです。「普通」こそが最良だからです。

次のデータをご覧ください。

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こちらは、2017年以降、基準人気順位ごとの成績です。

基準1番人気で、1着率が30.9%。普通の1番人気なので、それぐらいで間違いありません。

次はこちら。前走がノーマルハミだった馬に限定して集計した表です。

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基準1番人気で、1着率が31.4%。少し良くなりました。ただ、これだけだと誤差の範囲。回収値は概ね向上しているものの、対して自慢できるデータではありません。

では次。これをG1・G2に限定してみます。

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いかがでしょうか? 全体的にスタッツが大幅にアップしています。

基準1番人気においては、1着率43%と比較にならないほどアップしています。

なんだかんだで普通が一番!

覚えておいて損はないデータだと思います。

なお、「前走」としたのは、パドック情報を取られていない方や前日段階でも分析ができるからです。

「今走」の変更情報に関しては、また別の使い方がありますので、別の機会に紹介させていただきます。

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ハミの情報は「JRDB成績拡張データ」のに含まれています。ハミの項目。

馬具のコードはこちら

ノーマルハミは、”000”となります。

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なお、こちらにアップしているチャート等は、ご自由にお使いください。

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調べてほしい事柄がありましたら、こちらのコメント欄に投稿をお願いします。できる範囲でお答えしていければと思います。






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