見出し画像

競馬雑記帳 2020/10/29

コンテンツ一覧はこちら

JRDB永野です。

菊花賞はコントレイルが距離不向きもあったが、地力で三冠を達成。
抽選突破で出走して、コントレイルを追い詰めたルメール騎手(アリストテレス騎乗)は、あわやコントレイルの父のディープインパクトに初めて土を付けた場面の再現かと言う内容。あと少しのところで番狂わせを逃した。

その菊花賞の売り上げは前年比で130.4%。昨年の菊花賞はその前の週に関東地方に台風があり、3日間開催のうち2日が中止になり、そのうちの1日が菊花賞施行の翌日に振替られるという状況で前年比88.3%落としていた。
それでも今年の売上の一昨年との比較は115%と売上を伸ばしている。

発売が電話・インターネットに限定されていた春競馬のGⅠは、オークス・ダービーなど軒並み前年割れ。前年より多頭数になった宝塚記念でようやく前年比104%という数字だった。

それが、秋華賞・菊花賞は前年を大きく上回る数字。前年が数字を落としているとは言えである。

信頼度の高い軸馬が居たからもあるが、やはり大きなのはWINSや競馬場での窓口での営業の再開。


今年と昨年の菊花賞の馬券の種別の売上は以下の表の通り。

菊売り上げ

目立つのは今年複勝の数字で、そのうちコントレイルの支持率は80.5%。単勝の支持率69.1%なのでそれを大きく上回る。これは明らかにプラス10での10円狙い。3分と少しで元金にが1.1倍になって戻ってくるなど今の金融機関では考えられない。(リスクはあるわけだが)
結果として相手が4・5番人気だったからコントレイルの複勝が110円になったのではなく、相手が2・3番人気でも3頭合計の複勝支持率は87%程度で、この決着でもJRAの持ち出しにはならないので110円の配当になっていた。

コントレイルの複勝の売上の時間別では、締め切り5分前から締め切りまでの間で約3億円、その5分前で約2億円の売上。
この時間すでにWINSでの発売は終了しているので、電話・インターネット投票か、競馬場の窓口で購入されたことになる。

ほぼ投資に近い内容だけに、銀行口座に記録の残るインターネット投票より、払戻しから課税の脚のつきにくい窓口での購入と思われる。

1.1倍への勝負は元金があるからできることで、「お金は寂しがり屋だがら、あるところに集まる」というのはホントのようだ。

今週の天皇賞・秋もアーモンドアイが圧倒的人気が予想される。ただ頭数が12頭立てなので、複勝が110円付くかは微妙なところ。

画像1

画像2


いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。