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JRDB馬具図鑑~ノーズバンド

ノーズバンド

馬具表記「N」

photo by Rumi Enokida

05ワールドプレミア (2) (1)

特徴:正しいハミ受けができない馬や、口を開けすぎる馬、上唇と下唇を交差させる馬などに効果があります。

写真のようなクロス型のノーズバンドは、鼻腔の圧迫が少ないため、数あるノーズバンドの中でも、馬の呼吸を妨げにくいものの一つです。

2019年の菊花賞を優勝したワールドプレミアはノーズバンドを着用していました。

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2019年厩舎別ノーズバンド使用率ランキング

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(データは2019年1/5~12/28の期間で出走回数10回以上が対象)

2019年厩舎別ノーズバンド着用時勝率ランキング

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(データは2019年1/5~12/28の期間で出走回数10回以上が対象)

2019年騎手別ノーズバンド着用時勝率ランキング

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(データは2019年1/5~12/28の期間で出走回数10回以上が対象)

ノーズバンド装着過程別成績

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芝、ダートに関しては、装着初戦時が回収率ベースでみるとトップの成績を残しています。ノーズバンド初着用or再着用時は注目必須となっています。

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ノーズバンドを外してきた場合は、芝・ダート・障害において、外して3戦目の成績がトップとなっています。


過去3年の重賞競走では、以下の3頭がノーズバンド「装着⇒なし⇒なし⇒なし」のパターンで勝利を収めました。

(データは2017年1/5~2019年12/28の期間が対象)


2019青葉賞 リオンリオン

090424リオンリオン前

2019年4月24日 リオンリオン


2019京都新聞杯 レッドジェニアル

190504-11京都新聞杯-2

2019年5月4日 


2018金鯱賞 スワ―ヴリチャード

080307スワーヴリチャード前

2018年3月7日 スワ―ヴリチャード

展開各指数順位5位以内別成績

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展開指数では、回収率ベースでみると「テン指数5位以内」がトップの成績を残しています。

(データは2017年1/5~2019年12/28の期間が対象)

ノーズバンド×ハミ

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(データは2017年1/5~2019年12/28の期間が対象)


データ分析 松本倫太朗(Twitter @staygoldsan

JRDBの新聞で過去走の馬具を確認する方法

各種新聞(下の画像は「新パドック新聞」です)

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直前情報画面で馬具を確認する方法

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「パドック詳細タブ」を選択し、馬具の欄をご覧いただければ
前走時と今走の比較をすることができます。
(なお、直前情報は発走15分前前後に更新されます)

馬具データを確認したり、分析ができる「ゴールドジェネレーター(金の成る木)」

そうだったのか

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