■神戸新聞杯、オールカマー
赤)
村山先生、新タブレット新聞の説明や使用法などを、もう少し丁寧に伝授してもらえませんか。要するに、データが多すぎて、何から手を付けて良いか分からないんよ。
村)
軸馬決定に関しては、
①IDMで各馬の力量を掴む
②厩舎評価で馬券的に買える厩舎かをチェック
③間隔評価と放牧先情報で力を出せる状態か確認
この3過程を経て予想するのがベターですね。
ここから、神戸新聞杯は「実力と末脚」、オールカマーは「先行力と適性」も見て相手を絞っていく感じです。
■神戸新聞杯
◎シャフリヤール
ダービーを上がり最速で優勝。当馬のラスト1Fは11秒2ほどで、エフフォーリアを捉えた末脚は半端ではなかった。
ダービーを勝ったディープインパクト産駒は秋以降あまり良化しない印象がある。加えて藤原英厩舎の厩舎評価も78ポイントと基準の80を下回った。タブレット競馬新聞的には、ダービー以上の走りは見られないと予想する。
それでも、ステラヴェローチェ以外の馬がIDM70に届くほど成長しているとも思わない。春までの実績からここは信頼。
○ステラヴェローチェ
この世代のGⅠで常に上がり2位以内。ダービーでのラスト1Fは11秒3ほどで、この馬も良い脚を相当長く使えている。管理する須貝厩舎は「間隔」がC評価であるように、ノーザンF系であっても長期の放牧明けは得意としていない。それでも、早めに入厩して本数多く乗りこむのはソダシで桜花賞を勝った時と同じ。抜群に状態がいいとは思わないが、仕上がり途上という印象も受けない。この馬も順当に好走できそう。
△ワンダフルタウン
△レッドジェネシス
相手はキングストンボーイではなく、関西馬2頭を選択。ワンダフルタウンはダービー時が青葉賞1着後の再輸送。コンディション的にも厳しかった。レッドジェネシスは芝中距離の友道厩舎。難しい所もある馬だが同コースで行われた京都新聞杯のIDM64を信頼して。
無キングストンボーイ
藤沢和雄厩舎は来年2月末で解散を迎える。ラストイヤーということもあって、厩舎評価は芝ダートとも低値。最近はルメール騎手とのコンビでも勝ち切れないレースが増えてきた。世代屈指の瞬発力があるのは認めるが、初の関西遠征と厩舎の勢い、オッズを考えて無印とした。
◎○-◎○-△の3連複2点
+-+-+-
■オールカマー
◎ウインマリリン
中山巧者で、厩舎評価および「間隔」の欄も問題なし。今回はポジションを取りたいロザムールとステイフーリッシュがともに8枠。レイパパレも外目の枠に入り、隣枠のウインキートスは同馬主。この枠の並びなら楽に好位のインを取れるはずで、内ラチ沿いから突き抜けてカレンブーケドールとワールドプレミアに先着した日経賞の走りを再現できる。
○グローリーヴェイズ
能力面ではこの馬が1番。NF天栄帰りで追い切りでの反応も良く状態は整っている。東京・京都・香港と、直線が(ほぼ)平坦なコースに良績が集中しているのがどうかだけ。尾関知人厩舎は厩舎評価こそ低いが、人気馬での信頼度は高いのでこの馬を2番手に。
▲ランブリングアレー
Vマイルからの参戦では過去にルージュバックが好走。近走充実の内枠牝馬。友道厩舎なら。
△ステイフーリッシュ
GⅡGⅢでは常にマークしなければいけない馬。大外枠は痛恨も、矢作厩舎のパターン的には札幌記念よりも今回の方が狙える臨戦過程。
無レイパパレ
重馬場の大阪杯以外はIDM70未満。良馬場ではまだ絶対的なパフォーマンスを残していない。
◎から印へ馬連。
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