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競馬雑記帳 2022/06/16

JRDB永野です。

今年の上半期を締め括る宝塚記念までもうすぐ。
特別登録はGⅠ馬5頭(海外でのGⅠ勝ち含む)を含む20頭。
早くから宝塚記念出走を表明していたメロディーレーンは、収得賞金は登録馬のなかでは一番少ないが、ファン投票では登録馬中7番目で無事出走が叶った。

メロディーレーンはファン投票では全体の中で17番目。メロディーレーンより支持を集めた馬の多くはGⅠ馬で、GⅠを勝っていないのはディープボンドとジャックドールだけだが、この2頭はGⅡの勝馬馬。メロディーレーンに続く、ファン投票18番目以下はダノンスコーピオン、キラーアビリティ、マカヒキとGⅠ馬が。
300キロ台半ばと他馬から比べて100キロ近く小柄な牝馬ならが3歳時には菊花賞で勝馬から0.4秒差の5着と健闘。それ以降のGⅠ挑戦では見せ場は作れていないが、半弟のタイトルホルダーとの対戦など話題は作れている。ここ6年で4回牝馬が勝っているだけにどんな走りを見せてくれるか。

ファン投票の1位がタイトルホルダーだったのは、チョット意外だった。個人的にはタイトルホルダーと同じ世代で昨年の年度代表馬のエフフォーリアが1位になると思っていたが、大阪杯の大敗が印象を悪くしたのか。エフフォーリアの鹿戸調教師もファン投票2位というのは意外だったのか、「一番強いと思っている」とコメントを出している。2頭の直接対決もエフフォーリアが3戦3勝だし。
実際のレースではどちらが一番人気に支持されるかが注目される。
2000年以降の宝塚記念で、ファン投票で1位ながら単勝で1番人気に支持されなかった馬は4頭。いずれも好走して馬券対象に来るのだが、勝ち切った馬はいない。タイトルホルダーのとって宝塚記念を勝つには単勝1番人気がデータ的には必須なのだが、現在JRAの平地のGⅠは1番人気が12連敗中だけに・・・・。
付け加えて、宝塚記念がフルゲート18頭で行われることは少なく過去には3回だけ。そのいずいれもで1番人気は勝てていない。

フルゲートになるのなら、今年の宝塚記念で1番人気に支持されるのは、アリガタ迷惑かも。


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