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競馬稼業はつらいよ

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赤木一騎による、重賞レース回顧&時事ネタコラムです。
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2021年9月の記事一覧

競馬稼業はつらいよ【IDM◎{レース条件→IDM値}:2歳オープン】

「競馬稼業はつらいよ」全タイトル 今回も引き続き、IDM◎のクラス(レース条件)における成績を分析していきましょう。 (ここでのIDMとは「IDM調整値」のことです) ーーー 指数ごとの集計結果は次の通りです。 2歳オープンにおける◎のIDMの範囲は、概ね40~60。55を超えてくると、1頭が抜けた存在になり、その成績は抜群です。 40台後半、50台前半の◎は、抜けた存在であることを匂わせつつも、実際は混戦に巻き込まれて勝ち切れない結果が目立ちます。 対して、4

競馬稼業はつらいよ【IDM◎{レース条件→IDM値}:2歳1勝クラス】

今回も引き続き、IDM◎のクラス(レース条件)における成績を分析していきましょう。 (ここでのIDMとは「IDM調整値」のことです) ーーー 指数ごとの集計結果は次の通りです。 2歳未勝利ではIDM40前後がメリットの境界でした。 2歳1勝クラスでは、それより10ほどアップしてIDM50前後になります。 IDM50以上において、芝・ダート別にみていくと、芝のほうが総じて成績が悪くなっています。 ダートは芝よりもベースで5ポイントほど低く出るように設計されています

競馬稼業はつらいよ【IDM◎{レース条件→IDM値}:2歳未勝利】

今回も引き続き、IDM◎のクラス(レース条件)における成績を分析していきましょう。 ーーー 今回は2歳未勝利。指数ごとの集計結果は次の通りです。 2歳新馬同様に、概ね40pで基準値を超えてきます。 新馬と違うのは、既走であるがゆえに、指数の差に対する成績の幅が一定であること。 機械学習によって概算勝率等を算出するにあたって、この規則性は非常に重要なテーマです。 また、芝とダートによっても、その結果に顕著な違いがあります。これについてはまた別の機会に。 ⇒次回に続