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競馬稼業はつらいよ

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赤木一騎による、重賞レース回顧&時事ネタコラムです。
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2020年11月の記事一覧

競馬稼業はつらいよ~馬券脱税裁判・・・卍のお話

コンテンツ一覧はこちら ある日、スポーツ紙に「馬券脱税裁判」の見出しが・・・。 中央競馬で5年間で1億5千500万円稼ぎ、当初10億円を脱税したとして訴えられた大阪市の会社員。これまでその手法は、本人らしき人物の2ちゃんねるへの書き込みだけが報じられてきました。 2007~2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された。とスポーツ新聞・SNSでの見出しで大々的に拡散され、俗に言

競馬稼業はつらいよ~AⅠ・計算モデルの拡張・・・。

コンテンツ一覧はこちら 先週からの続き ★計算モデルの拡張 一般の競馬データを用いて機械学習すれば、レースに出走する馬の中での強い馬、すなわち勝つ可能性の高い馬の目安はある程度は付きます。ただ、この条件だけでシミュレーションし、有益性が高い結果を導き出だせるかどうか・・・? 私の考え(データ分析)とは若干違いました・・・。 JRDBには、各馬の特徴である体型(各パーツ)からの適性(競馬場・距離・馬場状態等)、又、各部の疾病・筋肉の張り、質感・気性・息遣い・好不調・馬

競馬稼業はつらいよ~AI馬券ソフトのお話 其の2~

コンテンツ一覧はこちら 前回のお話  ある日、「○○馬主さんの依頼で、ご相談に伺いました」と。話しを聞けば、某政府機関の研究所の職員で、研究費が少ない為、馬主さんに依頼を受て(馬券ソフト開発)を・・・。で馬券ソフトを制作するにあたり、JRDBさんのデータ分析をしたいとの事。 当然、私としては、渡り船の案件だけに、喜んで承諾。JRDBのすべてのデータを渡す事をにしました。 「ところで、競馬の経験は?」 と問うたところ、 「あまり知識はありませんが、国内でも数少ないス