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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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#中京競馬

厩舎指数で穴馬サーチ 豊明S

JRDB永野です。 3日間開催明けということで、中京競馬は全体的に落ち着いた頭数だが、メインの豊明ステークスは17頭と多頭数。 今週から芝はBコースに替わるが、3日間開催の最後は雨の中のレースだったので全体的に悪化していることが考えられ、外差しの馬場になっているかも。 決め手勝負なら4.ショウナンバニラが狙いか。基準6番人気ながら厩舎指数は3とプラスで出ているので悪くない。やや内目の枠を引いたが下げて4角外を回しての差し切るを期待。53キロのハンデも良い。 昇級初戦でク

全国を股にかける

JRDB永野です。 今年の夏競馬では2度の海外遠征を含めて、小倉、福島、函館、新潟、札幌に参戦と大忙しだった坂井騎手。18勝と内容も悪くはなかった。 今週は土曜は中山で紫苑Sを勝ち、日曜は中京と忙しさは秋競馬になっても変らない。 メインのセントウルSでは関東馬のチェアリングソングに騎乗。3歳時に一度コンビを組んで1勝クラスの特別戦を勝っている。このあたりの繋がりは関東・関西・ローカルの別なく騎乗している賜物だろう。 坂井騎手の今年の厩舎別の成績は以下の通り。 自厩舎

厩舎指数で穴馬サーチ 淀短距離S

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 3日間開催の最終日。中京のメインは淀短距離ステークスで17頭と多頭数での一戦。日曜のシンザン記念を見てわかるように、今の中京は内を通った馬が有利。 5.ダディーズビビッドは昨年の橘Sを勝って以来竹之下騎手のお手馬に。この枠ならスンナリと内を取れるはず。あとは1200Mの適性だが、キズナ産駒にはビアンフェというスプリンターもおり対応出来ると考える。 同じキズナ産駒の16.レジェーロは外枠を引いたがテンのスピードで先行して巧く内

2022年 始動

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 恒例?となった正月休みを挟んで、日曜の競馬からルメール騎手が始動。 定年まで2ヶ月を切った藤沢和師管理のラスールがシンザン記念を使うので、それに騎乗の為に中京での騎乗。 シンザン記念は、ジェンティルドンナやアーモンドアイといった牝馬が勝ったレース。土曜の競馬を見ていると中京の芝は内が有利。絶好の2番枠といえる。 近年の騎乗は関東圏が中心なので、昨年の勝ち数の上位厩舎に関西の厩舎は上がって来ないが、勝ち数のトップは須貝厩舎。

少数精鋭

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 昨年1年でGⅠ5勝はルメール騎手と並ぶ数字で、自身初の年間100勝、年内のJRA最終騎乗で通算300勝を決めるなど活躍の目だった横山武騎手。 ただ、暮れの不注意騎乗で来週末の二日間は騎乗停止に。 その前の三日間開催だが、日・月は中山で騎乗で騎乗馬も集まっているが、土曜は中京で騎乗で手駒は3頭のみ。しかしその3頭が注目に値。 メインのすばるSのサヴァへの騎乗が中京遠征の主目的だろう。管理する上村師とは昨年の夏の北海道で信頼関

中京の居残り番長

コンテンツ一覧はこちら 中山で行われるスプリンターズSは全馬関西馬。 関西の騎手も多数中山で騎乗。 特別登録の段階で騎乗馬のなかった松山騎手が中京の居残り番長かと思いきや、幸騎手が中京で全レースに騎乗。 スプリンターズSの登録の段階ではヨカヨカに騎乗予定だったが、登録直後に故障、引退。幸騎手は中京での騎乗になって、10日あまりで全レースは埋まった。 騎手が手薄ななかでの手配なので、普段騎乗機会の少ない厩舎の馬への騎乗も。 2レースの15.マリオロードは、母は交流重賞勝

厩舎指数で穴馬サーチ 大府特別

JRDB永野です。 土曜の競馬、特に中京は台風の影響が大きそう。 開幕2週目とは言え、芝の状態は読み辛い。 ならば、ダートの方が予想はしやすいか。 中京10レースの大府特別は特別登録の段階では23頭の登録があったが、この条件としては珍しくフルゲート割れの13頭に。 やはり、13.バーデンヴァイラーの前走の内容から対戦を避けた馬が多かったか。前走で左回りもこなしており、ハンデの54キロも前走の定量戦からの据え置き。この頭数なら大外枠でもそれほどロスは発生しない。ここは通過

競馬のルール

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 2021年6月5日(土) 4回中京1日目 13:50発走 8R 3歳上・1勝クラス(定量)(混)  芝・左1600M 16頭 前評 B  馬名     性 齢 騎手   斤量 IDM 厩舎 ○ 1 アンドヴァラナウト 牝 3 福永祐   52 53 池添学     2 ダンツガゼール   牝 4 浜中俊   55 42

GⅠよりも中京で

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 日曜は東京でオークス。 桜花賞で騎乗馬があったが、オークスで騎乗しないのは、 柴田大、藤岡佑、横山典、北村宏、幸、池添、丸田の7騎手。 うち、藤岡佑騎手だけは、桜花賞で騎乗したククナがオークスにも参戦するが、横山武騎手に乗り替わりに。 乗り替わりの経緯は詳しくはわからないが、ククナは元はルメール騎手のお手馬で、桜花賞の出走は抽選対象だったので、関西の騎手に依頼しての参戦だったか。 その後、栗田厩舎への騎乗も多い横山武騎手がオー

人気薄のルメール騎手は・・・。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 ルメール騎手は昨年の同時期では36勝で、直後にドバイ渡航と自主隔離で4週のブランクがありながら年間204勝。 今年は既に42勝と昨年を上回るペースで勝っており、最終的に何勝を挙げるのやら。 近い所では春のクラシック路線。 皐月賞を予定している馬のうち、ホープフルS2着のオーソクレース、京成杯勝ちのグラティアス、弥生賞2着のシュネルマイスターらがルメール騎手のお手馬。 桜花賞は早くから阪神JF2着のサトノレイナスとのコンビは

厩舎指数で穴馬サーチ 瀬戸S

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 先週は各場雨の中でのレース。 関東の主場は中山から東京に開催替わりだが、中京と小倉は引き続いての開催。 中京の芝は今週からBコースに変更になるが、どれだけダメージを受けているか、移動柵でカバーされているかは、土曜のレースを見てみないとわからない。 と、いうことで土曜の中京を前日に考えるなら必然的にダートのレースに。 中京のメインは3勝クラスのダート1900M戦のハンデ戦。 3頭の除外馬が出てのフルゲートの一戦。 ここには、