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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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#騎乗依頼仲介者

エージェント変更の効果は

JRDB永野です。 この所、関東を拠点としているデムーロ騎手。 騎乗依頼仲介者も元関東専門紙TMの川島氏だったが、今週から競馬ブックの栗東TMの甲斐氏に変更。 甲斐氏といえば、最近まで吉田隼騎手の騎乗依頼仲介者で、ローカル開催中心に吉田隼騎手の躍進に一役買った存在。 デムーロ騎手復活の起爆剤となるか。 吉田隼騎手で活躍が多かったのが武幸厩舎の馬。 ドーブネやウォーターナビレラなど、一時期武幸厩舎にとって吉田隼騎手は武豊騎手に次ぐ存在だった。 そこに甲斐氏の存在が大きければ

競馬雑記帳 2023/03/02

JRDB永野です。 先週のサウジでの国際競走が騎手生活としては最後になった福永騎手だが、引退関連のイベントはまだまだ続く。 今週土曜には阪神競馬場での引退式に併せて、チューリップ賞では馬場入りの際の誘導馬に騎乗することに。 誘導馬への騎乗で話題になるのは、かなり以前になるが、日刊スポーツの岩田記者が、日刊スポーツ杯のシンザン記念で誘導馬に騎乗したとき以来かも。 先週から既に始まっているが、福永騎手抜きでの競馬に。コンスタントに年間100勝を挙げていただけに、その分を誰が

エージェント 替わりました。

JRDB永野です。 今週からムーア騎手とレーン騎手が短期免許を取得してMAXの5人体制。 そこへ、エリザベス女王杯に出走の外国馬に騎乗予定のフォーリー騎手も加わる。 短期免許の期間が今週から12月9日までのムーア騎手。身元引き受けの調教師は美浦の堀師だが、期間中関西圏でのGⅠが多数ある為か、騎乗依頼仲介者は栗東拠点の小原氏。 小原氏は先週までの時点で、3人プラス若手1人という契約数に達していたので、ムーア騎手との契約で、今村騎手が契約から外れることに。(若手枠は岩田望騎

今週からエージェント付きに

JRDB永野です。 今年の新人騎手がデビューして3ヶ月あまり。 成績の優劣がハッキリとしてきた。先週までの成績は以下の通り 障害専門の小牧騎手は置いておくとして、3人がまだ勝てていない。 未勝利の3人はこれまでの騎乗数は30クラと少し。一番多く乗っている角田大河騎手に比べると6分の1程度。 美浦所属と栗東所属では、栗東所属の方が乗りクラには恵まれている。 これは、栗東所属の新人はデビュー直後から騎乗依頼仲介者が付いていたが、美浦所属の新人は、現在も騎乗依頼仲介者がいない

エージェントの営業力!?

JRDB永野です。 今年デビューの新人騎手のうち、先週までに勝利を挙げたのは障害専門の小牧加騎手を含めて6人。 その中で6勝を挙げて角田河騎手とトップを争っているのが今村騎手。 やはり4キロ減というのは大きな武器といえる。 その今村騎手は先週に引き続き新潟での騎乗。 土曜日は障害レースがないこともあり、平地の平場9クラのうち8クラに騎乗予定。 自厩舎の寺島厩舎の馬2クラは継続騎乗だが、それ以外では5クラが乗り替わりで関東馬の騎乗も2クラ。 最終レースでは関東の栗田厩舎の

エージェント採用で

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 今年17年目にして、初めてバジオウでダービーに騎乗した大野騎手。 スノードラゴンのスプリンターズS、サウンドトゥルーのチャンピオンズCのGⅠ勝ちもあるが、もっと弾けても良い気がするのだが。 今年の夏も昨年に続いて北海道で騎乗する様子。 昨年は北海道で200クラ以上に騎乗しながら全て関東馬だった。 しかし今年は、今週の日曜に3頭の関西馬がスタンバイ。 これには、騎乗依頼仲介者の存在が考えられる。 大野騎手は長らく(昨年の北

休業騎手のフォローは。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 急性虫垂炎で先週の騎乗を全てキャンセルした三浦騎手。 今週の天皇賞もカデナの騎乗依頼があったが、復帰は来週以降に。 リーディング上位の騎手なでの、毎週それなりの騎乗馬がいるが、今週出走の前走三浦騎手騎乗馬は、福島ので出走馬は三浦騎手と騎乗依頼仲介者が同じ菅原明騎手に替わっており、東京での出走馬は重賞騎乗のために東京で騎乗の関西の騎手に替わっている印象。 ただ、天皇賞は関西の騎手をそれぞれお手馬がいるので、田辺騎手が手綱をとる