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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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2024年3月の記事一覧

競馬雑記帳 2024/03/28

JRDB永野です。 今週末は大阪杯にドバイで国際競走。 スポーツ紙の競馬欄は週末のレースに加えて桜花賞の1週前、皐月賞の2週前の情報もあり盛りだくさん。 その桜花賞は当初収得賞金1600万円あたりがボーダーがと思われたが、ファンタジーS勝ちのカルチャーデイ、すずらん賞勝ちのドナベティらの登録がなく、取得賞金1000万円がボーダーで抽選の確率は3分の2。なかには新馬戦でのちの重賞勝ち馬2頭を負かしたボンドガールも。鞍上には先週の日経賞勝ちの鮫島駿騎手。久々なので人気の盲点にな

厩舎指数で穴馬サーチ 高松宮記念

JRDB永野です。 春のGⅠシリーズの開幕戦の高松宮記念。 今年はドバイの国際競走を開催週がズレているのいで、このレースをまだ勝っていないルメール騎手にはチャンスの日程。 ただこの時期は菜種梅雨で、このこのレース過去10年で良馬場で行われたのは3回だけ。 直近の5年は重か不良の道悪競馬。今年も天候はよろしくはない。 基準人気上位馬の厩舎指数算出TMの印は 06.ルガル       ◎・◎ 03.ナムラクレア    △・○・△・◎・○・△ 05.トウシンマカオ   注・○

星勘定で中京へ

JRDB永野です。 昨年年間で11勝だった長岡騎手だが、今年は先週までですでに6勝と昨年の半数を超えた。 また、GⅠのフェブラリーSでも2着と見せ場を作っている。 日曜の阪神のメインに前走コンビを組んで見せ場を作ったオニャンコポンが出走するが、そちらが亀田騎手に任せて長岡騎手は中京へ。 もちろんお目当ては新馬戦から手綱を取っている3レースのガーデンカメリア。 出走表等はJRA発表のもので必ずご確認ください

厩舎指数で穴馬サーチ 日経賞

JRDB永野です。 土曜中山のメインは、1着馬に天皇賞・春の優先出走権の与えられる日経賞。 ただ、高齢馬中心の10頭立てで内重賞勝ちのあるのは3頭とやや寂しいメンバーに。 ここ3走連続で重賞2着の9.ボッケリーニ。このメンバーなら地力は上位。昨年のこのレースはタイトルホルダーの2着の実績にある。 初の重賞挑戦で3着と好走した10.クロミナンス。7歳だがキャリアは11戦と少なく衰えはなさそう。初めての距離だが十分こなせる。 横山武騎手の手綱では大きくは崩れていない5.マ

遠征前のひと仕事

JRDB永野です。 短期免許で来日中のムルザバエフ騎手。 先週まで5週で15勝と結果も出しており、来週はドゥラエレーデとのコンビでドバイワールドカップの予定。 土曜阪神のメイン毎日杯ではルシフェルに阪神JFからの継続騎乗。 出遅れて差し届かなかった前走のリベンジ。 ムルバザエス騎手は、今年の15勝のうちキャロットファームでの3勝はサンデーレーシングと並んでの最多。

競馬雑記帳 2024/03/21

JRDB永野です。 今週から、1週の休みはあるが、高松宮記念から安田記念までGⅠ10戦のスタート。 3歳のGⅠ戦線は昔からトライアル戦が整備されていたが、古馬のGⅠは近年ステップレースが設定され1着馬には優先出走権が与えられるように。 高松宮記念のステップレースは、阪急杯とオーシャンS。それぞれんぼ勝馬ウインマーベルとトウシンマカオは順当に高松宮記念に駒を進めてきた。 来週のGⅠの大阪杯は既に特別登録が発表されており、そこには、ステップレースの中山記念と金鯱賞の名前は

クラシック ラストイヤー

JRDB永野です。 河内師は来年の2月で定年なので、今年の3歳世代が最後のクラシック。 騎手としては、アグネスタキオンで皐月賞、アグネスフライトでダービー、ハシハーミットで菊花賞と三冠を勝っているが、調教師としては、重賞6勝でGⅠには手が届いていない。 牡馬三冠への出走も、皐月賞に2度、菊花賞に1度だけ。 最後の年にクラシック参戦のチャンスが巡ってきた。 スプリングステークスのウォーターリヒトはきさらぎ賞でハナ差惜敗の2着。 収得賞金1200万では皐月賞の出走は確定ではない

厩舎指数で穴馬サーチ 阪神大賞典

JRDB永野です。 日曜阪神のメインは、天皇賞・春に向けての阪神大賞典。 少頭数になることも多いレースだが、今年は15頭と揃った。 9歳馬から4歳馬までで、実績馬から昇り馬まで多士済済で人気は割れそうなでの好配を狙えそう。 関東から関西への転厩初戦の2.ブローザホーンだが、菅原明騎手が継続騎乗。小柄な牡馬だが長い距離への適性は高く、GⅡ戦連勝へ。 長い距離の適性は抜群の6.テーオーロイヤル。阪神で行われた天皇賞で3着もあり、コースの適性も高い。 菊花賞でも見せ場を作っ

復活の兆し

JRDB永野です。 昨年は44勝と、2017年の171勝と比べる四分の一にまで勝ち星が減ったM.デムーロ騎手。年明けにイタリアに帰国して肩や膝の治療を行って体のメンテナンスを行ったことの効果で出始めたのかここへ来て成績は上向き加減。 弥生賞をコスモキュランダで勝ち、先週のフィリーズレビューでは人気薄のセシリアプラージュで桜花賞の切符も。 先週の日曜はそのフィリーズレビューを含めて騎乗した芝のレース4クラ全て馬券の対象に。 今週は土日とも阪神で騎乗で土曜は9クラ、日曜は7

厩舎指数で穴馬サーチ ファルコンS

JRDB永野です。 土曜中京のメインはファルコンS.NHKマイルカップに向けて2勝は、左回りの適性を試すここで賞金を加算しておきたい。 重賞勝ちがあるので賞金的にはNHKマイルCの出走に問題のない5.シュトラウス。500キロを超す大型馬だけに休み明けがどうかだが、距離の1400mと左回りは好材料。 ここでの賞金の加算が必須の9.ソンシ。川田騎手が中京遠征しての継続騎乗。前に行ける脚は多頭数では武器になる。 ナムラクレアの半弟の11.ナムラアトム。姉同様に短距離の差し馬

競馬雑記帳 2024/03/14

JRDB永野です。 先週まで39勝を挙げてリーディングトップの指定席に就いているルメール騎手だが、先週の金鯱賞やフェブラリーSなど一番人気の支持が多数にも拘わらず今年はまだ重賞を勝っていない。一昨年もJRAの重賞勝ちはスターズオンアースのオークスが最初と遅かったので、そのうち勝つことは間違いないが、こういうことを書くと今週末にアッサリと勝つとおいのもアルアル。 ドバイの国際競走は高松宮記念の週に行われることが多いが、今年は1週ズレて大阪杯の週に。なので高松宮記念ではオーシ

厩舎指数で穴馬サーチ フィリーズR

JRDB永野です。 日曜阪神のメインは桜花賞トライアルのフィリーズレビュー。 ただ本番との関連は薄くここ目標という馬が多いか。 スワーヴリチャード産駒爆発の先陣を切った1.コラソンビート。このメンバーなら実績は抜けている。距離の実績もあり、狙いはマイルの本番よりもこちらか。 母はこのレースでソルヴェイグの2着だった7.セシリエプラージュ。鞍上に先週の弥生賞で好騎乗を見せたM.デムーロ騎手。目一杯の騎乗で権利を取りにきそう。 差し馬の展開となった阪神JFで逃げて5着と粘

継続騎乗の為の遠征

JRDB永野です。 日曜は阪神、中京でGⅡ戦が行われるので中山は裏開催の様相で、騎乗予定の騎手は48人だが、リーディング最上位は13位の丹内騎手。手薄な感じは否めない。 関西からは岩田康騎手が参戦。東風Sのホウオウビスケッツに騎乗のための遠征で、テン乗りで3着だった東京新聞杯から継続騎乗。 ダービーでは勝ち馬から0.2秒差の6着の実績馬。 オープン特別なら力は上位。

厩舎指数で穴馬サーチ 中山牝馬S

JRDB永野です。 土曜中山のメインは中山牝馬ステークス。 ハンデ戦だが、過去10年でトップハンデの馬が勝ったのは一度だけ。それも54キロの斤量で5頭がトップハンデだった。 今年のトップハンデはフィアスライドの56キロ。56キロ以上のトップハンデは10年で11頭いて2連対のみ。 昨年は桜花賞、秋華賞にも参戦した7.コンクシェルだが、1800mの距離の実績は抜群。53キロとハンデも手頃でこのメンバーなら昇級初戦でも。 重賞のタイトルはないが、上位争い常連の11.コスタボニ