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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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2024年2月の記事一覧

競馬雑記帳 2024/02/29

JRDB永野です。 私自身のゲームの履歴は任天堂のゲームキューブあたりで止まっているが、ファミコン、スーファミ、ロクヨンあたりは結構なゲーム好きだった。 当然ダビスタはファミコンの第一作からやりこんでおり、特にダビスタ96は片手で操作できるコントローラーまで買って時間をつぎ込んだ。 最近は実際にプレイすることはないが、テレビやメディアを通じてどんなゲームが流行っているかも一応はチェック。当然「ウマ娘」も。 年末・年始には、武豊騎手をルメール騎手を起用してのCMなど「金かけ

期限まで残り僅か

JRDB永野です。 年明けからの短期免許で、重賞2勝など活躍しているキング騎手だが、免許の期間は来週まで。 日曜の中山記念では、身元引受けの堀厩舎の管理馬のヒシイグアスで重賞3勝目を狙う。 馬券的に面白そうなのはデイジー賞のエルフストラックか。 牡馬相手の若駒Sを使われての自己条件。 キング騎手自身、関西馬での成績も悪くない。

厩舎指数で穴馬サーチ 中山記念

JRDB永野です。 日曜中山のメインは大阪杯の出走権のある中山記念。 除外まで出たフルゲートでの一戦。 昨年で毎日王冠では年長のダービー馬などを負かした9.エルトンバローズ。ここでは同世代の皐月賞馬を相手に重賞3勝目を。 皐月賞以来勝ちから遠ざかっている3.ソールオリエンス。田辺騎手との新コンビで新味が出れば。 岩田望騎手が継続騎乗の6.イルーシヴパンサー。前走のマイルCSも勝ち馬から0.3秒と着順ほど負けていない。1800Mの距離は問題はない。 連覇の懸る5.ヒシ

厩舎指数で穴馬サーチ 仁川S

JRDB永野です。 先週にファブラリーS、今週はサウジでの国際競走とダートのビッグレースが続く。 阪神のメインの仁川ステークスはリステッド競走だが、ややメンバーは手薄。 鞍上の定まらない中でも大きくは崩れていない6.ゼットリアン。今回は西村淳騎手のテン乗りになるが、3歳春にはオープンでも勝ち負けしていただけにここなら。 チャンピオンズCでは後方になって見せ場なく終わった16.アイコンテーラーだが、今回は砂の被らない外枠。1角までの距離があるだけにスンナリと好位を取れれば

お手馬よりも

JRDB永野です。 先週日曜の京都5レースで落馬でヒヤッとした和田竜騎手。 そのあとの6・7レースを連勝、メインの大和Sでも人気薄のイスラアネーロで3着と好走して健在を印象付けた。 今週は、土曜は小倉、日曜は阪神で騎乗の予定。 お目当てはメイン八代特別のテリオスマナか。 このレース、ここ4走手綱をとってお手馬ともいえるマイネルメモリーも出走しているが、和田竜騎手はテリオスマナを選択。 この馬自身の2勝は小倉の芝2000m戦とコース巧者。 出走表等はJRA発表のものでご

競馬雑記帳 2024/02/22

JRDB永野です。 今週末の土曜の深夜から日曜の未明にかけてサウジでの国際競走。 日本からは、1着賞金約14億円のサウジカップをはじめ6レースに22頭がエントリー。 国際競走の際、勝ち馬の騎手が引き上げる途中で勝利騎手インタビューを受けることが多い。この時の英語でインタビューに答えられると非常にスマート。 坂井瑠騎手はデビュー2年目にオーストラリアで長期の自主研修を行っているので英語は流暢。 一昨年、昨年とバスラットレオンでドバイ、サウジで国際競走を勝った際もシッカリと

厩舎指数で穴馬サーチ フェブラリーS

JRDB永野です。 JRAで今年最初のGⅠレースだが、来週のサウジでのレースに有力馬が多数参戦。ステップレースの東海Sと根岸Sの勝ち馬も不在と混戦模様。 基準人気上位馬の厩舎指数算出指定TMの印は 05.オメガギネス    ○ 14.ウィルソンテソーロ ○・◎ 04.ドゥラエレーデ   △・△・○ 11.キングズソード   注 13.レッドルゼル    △・◎・△ 下位人気で厩舎指数算出指定TMの印の厚いのは 07.ガイアフォース   注 チャンピオンズCの好走が

継続騎乗で結果を

JRDB永野です。 日曜は東京でGⅠフェブラリーS,小倉で重賞の小倉大賞典、加えてカタールでの国際競走もあり京都は裏開催状態で、12レースで156頭の出走を24人の騎手で賄うことになり、坂井騎手は全レースに、ルメートル騎手、田口騎手、藤岡康騎手、和田竜騎手は11レースと特定の騎手に騎乗が集中。 騎乗数の多い騎手は乗り替わりでの騎乗は多いなか、ルメートル騎手は半数近くの5クラは継続騎乗でいずれも前走で掲示板を確保している馬。 7レースのアメジストブラックは前走6番人気で2

厩舎指数で穴馬サーチ 京都牝馬S

JRDB永野です。 土曜京都のメインは京都牝馬ステークス。 この時期の牝馬といえば、クラブの所有の6歳馬は3月末で引退など繁殖に上がるタイミングを見計ら馬も。 今シーズンも現役続行の馬は、ここから高松宮記念は向かうは、阪神牝馬Sを経てヴィクトリアマイルへの路線となる。 昨年はシルクロードSから高松宮記念だった12.ナムラクレアが今年はここからスタート。念願のGⅠ制覇に向けシッカリと結果を出したい。 今回初めての1400M戦の15.ソーダズロング。徐々にの距離短縮で対応は出

主戦騎手不在でも

JRDB永野です。 カタールでの騎乗のために川田騎手は今週は不在。 土曜のレースでは、川田騎手からの乗り替わりというのは2クラだけで、小倉8レースのポルカリズムと京都10レース河原町Sのロードアウォード。 河原町Sのロードアウォードはダートの1400M戦で3連勝中。ここをパスすると次ぎの3勝クラスのダート1400M戦は阪神開催最終週の鳴門Sまでない。 間隔が空きすぎるので、主戦不在でもここへ。 今回の手綱の松山騎手は、昨年吉岡厩舎の馬では5勝で、川田騎手、坂井騎手の6勝

競馬雑記帳 2024/02/15

JRDB永野です。 馬産地は出産、種付けのシーズンに。 社台・イーストスタッド・優駿の各スタリオンステーションに繋用されている種牡馬の今年の種付け料も発表されている。 最高は昨年の1000万円から倍増のキタサンブラックと、世界トップの看板を引っ提げて種牡馬入りのイクイノックス父子の2000万円。 1500万円で続くのが、1月に産駒が重賞4勝を挙げたエピファネイア、三冠馬コントレイル、初年後の現3歳世代が活躍したスワーヴリチャードの3頭。スワーヴリチャードは昨年の200万円か

重賞以外でも狙い目が。

JRDB永野です。 京都記念のベラジオオペラに騎乗のために横山和騎手は日曜は京都で騎乗で、9クラと騎乗馬も集まった。 京都記念のベラジオオペラを含めて4頭が上村厩舎の馬。 昨年以降横山和騎手と上村厩舎のコンビ成績は【5-1-2-4】と数は少ないが好成績。 9レースの春日特別のココナッツブラウンは横山武騎手からの乗り替わり。ローズSではレコード決着の5着で自身のタイムもレコード更新。小柄な牝馬だけに一息入れて成長を促し自己条件から再出発。

厩舎指数で穴馬サーチ 共同通信杯

JRDB永野です。 皐月賞への道といえば、以前は弥生賞が王道だったが、最近は共同通信杯の重要性が増している。 今年の3歳牡馬の路線はまだ群雄割拠。クラシックに向けての試金石。 ここで重賞3連勝を決めれば抜けた存在になる9.ジャンタルマンタル。距離は新馬戦で経験済み、今春から導入の父は昨年の春の天皇賞を勝ったジャスティンパレスの半兄なので距離に不安はない。 矢作師曰く「勝ちまであった」ホープフルSでは直線前壁でまともに追えず5着だった4.ミスタージーティー。広いコースに替

リーディングで折り返し

JRDB永野です。 8週に亘る小倉開催も折り返し。 先週までは鮫島駿騎手が11勝を挙げてリーディングはアタマひとつ抜けている。 11勝のうち10勝までが乗り替わりだが、開催の中盤から終盤にかけては、小倉を中心に使う馬達の2走目、3走目で傾向は変ってくるも。 土曜は障害戦2クラと若手騎手競走が組まれていることもあり、騎乗は5クラの予定。 メインの紫川特別のドゥラレジリエントは西村淳騎手からの乗り替わりだが、これまでの2勝は鮫島駿騎手の手綱。 札幌・函館で好成績なだけに、当日