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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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2020年12月の記事一覧

厩舎指数で穴馬サーチ 有馬記念

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 今年はJRA開催の最終日に行われる有馬記念。 三冠馬や芝GⅠ最多勝馬がいなくても、GⅠ馬8頭を含むフルゲート。 人気は割れ加減で馬券的な妙味は大きい。 年内の最終目標だけに、陣営も目一杯の仕上げのはずで、前走より厩舎指数を上げている馬を中心に狙いたい。 前走から厩舎指数を上げているのは、 2.ブラストワンピース 5.ワールドプレミア 6.キセキ 10.カレンブーケドール 13.フエールマン の5頭。 キセキは前走が「1

藤岡佑騎手、2日続けてメインジャック?!

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 土曜のメインは東西ともにダノンの馬が1着。 ダノンの主戦の川田騎手はホープフルSで2週連続のGⅠ勝ち。 阪神ではダノンファンタジーが距離短縮での復活劇。 ダノンファンタジーを管理する中内田厩舎の主戦は勿論川田騎手だが、藤岡佑騎手の成績も悪くはない。 (中内田厩舎騎手別成績 騎乗数順 2019/1/1/~2020/12/20) 今週は阪神のみで4頭が出走の中内田厩舎だが、全て藤岡佑騎手。 土曜は3クラのうち、新馬戦と阪神カ

GⅠ連続年勝ちに向けて

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 勝利数は50勝に到達しており、今週の結果次第ではリーディングの可能性もある友道厩舎だが今年はまだGⅠは未勝利。2013年から昨年まで7年連続でGⅠを勝っている記録を継続すべく土日のGⅠに2頭づつがスタンバイ。 それを含めて土日ともに鞍上には厩舎の勝ち数の多い騎手を揃えてラストスパート。 ホープフルSのヨーホーレイクは新馬勝ちの際の武豊騎手に手戻り。前走時は武豊騎手は凱旋門賞遠征後の自粛期間だったので、本来の主戦はやはり厩舎の勝

厩舎指数で穴馬サーチ 阪神C

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 サンカルロやリアルインパクトの連覇など阪神カップは好走のリピーターの多いレース。 昨年グランアレグリアには完敗も2着と健闘した8.フィアーノロマーノが今年も出走。得意の阪神で前走久々の重賞勝ち。その勢いで重賞連勝を期待する。 昨年のマイルチャンピオンの12.インディチャンプは新馬戦以来の1400M戦だが問題はない。ここ2走は強い牝馬にやられているが、ここは十分巻き返し。鞍上の福永騎手の中山のGⅠに前走手綱を執った馬が何頭かいた

競馬雑記帳 2020/12/24

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 間もなく2020年も終り。 騎手や調教師の成績はそこで一度リセットされるが、新人騎手のデビューなど競馬サークルの年度替わりは2月にある。 先日、来年3月に新規で開業する調教師が発表されました。 美浦は、鈴木慎師と辻師の昨年合格組み。 栗東は、辻野師、茶木師、田中克師、杉山佳師、四位師の昨年合格組に加えて、今月調教師試験合格が伝えられたばかりの小林真師と畑端師も開業。 これには、2月一杯で引退・勇退の調教師の問題が。 美浦の

デビュー年20勝に向けて中京で

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 年内の3場開催は今週が最後。 ローカル開催を主戦場にしている騎手にとっては、少しでも結果を残したいところ。 今年デビューの泉谷騎手はこれまで関西の主場での騎乗が多かったが、先週に引き続き今週も土日共に中京で騎乗。 日曜の騎乗馬の6頭は新馬戦も含めて全て初騎乗の馬。 エージェントが同じの浜中騎手からの乗り替わりの2頭、(5Rと7R)には注目。 出走表等は、JRA発表のものをご確認ください

厩舎指数で穴馬サーチ 朝日杯FS

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 日曜のメインは朝日杯FS。 このレースを勝てば最優秀2歳牡馬というパターンだったが、昨年はホープフルS勝ちのコントレイルが最優秀2歳牡馬に選出。 マイルより、2000Mの方が3歳時の活躍に繋がるとして、今後はこの傾向になるのかも。 朝日杯は武豊騎手が勝っていない数少ないGⅠレース。 2015年にエアスピネルで2着の際は勝ったリオンディーズの鞍上のデムーロ騎手に対して、「ミルコが空気を詠まなかった」のコメントも。 今年は関東馬の

厩舎指数で穴馬サーチ ターコイズS

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 3場開催は今週で終了。 来週は中山と阪神の2場開催だが、土日共にWIN5の発売があったり、日曜は馬連が5%上乗せだったりと配当の魅力もあるが、有馬記念を始めとした番組も魅力的。 その為の資金稼ぎを行きたいのだが。 中山のメインは牝馬限定重賞のターコイズS。ハンデ戦で一筋縄では収まりそうもない。基準1番人気でも、基準オッズが4.9倍なら8.スマイルカナから入っても配当はそれなりに付きそう。もう少し内の枠が良かったが、偶数番なので

土曜日、松山騎手は皆勤です。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 先週の競馬が終った時点でルメール騎手は198勝。 2年振りの200勝にマジック2で、これはよほどのアクシデントがない限り達成だろう。 ただ、自己最多の2018年の215という数字の更新は苦しい。 今年すでに自己最多を更新しているのが松山騎手。 これまでは昨年の91勝が最多だったが、今年は既に124勝で、内容も牝馬三冠含めて重賞9勝と充実している。 今週も騎乗数は多く、土曜は全レース、日曜は朝イチのレースを除く11レースに騎乗

競馬雑記帳 2020/12/16

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 先日の阪神JFは一番人気に推されたソダシが2番人気のサトノレイナスの追撃をハナ差だけ退けて、白毛馬初めてのGⅠ馬に。その差は7センチだとか。 競馬週刊誌の写真をみると、真っ白な馬体に、手綱やメンコ、頭絡にバンテージまで白と陣営のこだわりが感じられる。 やはり話題性は高く、月曜には朝の情報番組でも取りあげられていた。 そのなかで、毛色の話題になり、サラブレッドにはいくつかの毛色があり、白毛は珍しいということが各毛色の構成比と

厩舎指数で穴馬サーチ 阪神JF

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 今年の阪神JFの話題は、シラユキヒメを祖とする無敗馬2頭の対戦。 特に、ソダシは白毛馬で初めて芝の重賞勝ちで今回は白毛馬初のGⅠが懸る。 ただ、なんとなく人気先行の気がするのだが。 7.サトノレイナスは2歳新馬戦開始の週に新馬勝ち。ジックリと間隔を取っての2戦目もキッチリ勝ってここへ。 ルメール騎手の手綱で2歳女王の座を期待したい。 14.ポールネイロンはスピードの違いで先手を取っている感じで、今回は控える競馬を公言。隣りに

川田-安田隆の関東圏成績

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 阪神で2歳牝馬のチャンピオン戦が行われるが、川田騎手は騎乗馬はなく中山で騎乗。 川田騎手の関東圏遠征にしては珍しく6クラに騎乗。 (JC当日や東京スポーツ杯当日は2クラのみだった) カペラSでは安田隆厩舎の12.レッドルセルに騎乗。 これまで4回騎乗して3勝。 関東主場での川田騎手と安田隆厩舎のコンピは好成績で、ここは人気でも期待したい。 (2019/1/1~2020/12/5 川田騎手-安田隆厩舎の競馬場別成績) 出

2年振りの友道厩舎

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 土曜は中京で重賞はあるために、関西リーディングの上位の騎手が分散。 阪神で騎乗の騎手は地方の筒井騎手を含めて27名。(中京は障害レースがあるのでほぼ倍の53名) それほど多頭数のレースはないが、メインのリゲルステークスは17頭と多頭数で騎手の遣り繰りに苦慮したよもう。 友道厩舎の14.アンコールブリュの鞍上は松若騎手。 松若騎手は2019年以降、友道厩舎への騎乗はない。 松若騎手とエージェントが同じの、松山騎手も友道厩舎との関

厩舎指数で穴馬サーチ 中日新聞杯

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 中京のメインの中日新聞杯は除外が3頭出たフルゲート。 嘗ては○父限定で荒れる重賞だったが、施行条件や時期が変ってもその傾向に変化はない。 一応の騎乗1番人気は実績馬の9.ヴェロックスだが、休み明けでどこまで信頼していいか。どうせなら穴馬中心に考えた方が良いかも。 3.テリトーリアルは関西馬ながら、関東の石川騎手が継続騎乗。中山のメインにもお手馬がいるが、こちらを選んだ。斤量は前走から据え置き、好枠から巧く立ち回れる。厩舎指