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ジェンティルドンナの正体

一年ズレの理由とは?

正体シリーズ第9弾。
【新馬券発売初年度】には、その馬券のシステムを証明する【新システム証明馬】を誕生させると述べた。

【馬連馬券発売初年度】ミホノブルボンの正体
【馬単・3連複馬券発売初年度】ネオユニヴァースの正体
【3連単馬券発売初年度】ディープインパクトの正体
【WIN5馬券発馬初年度】オルフェーヴルの正体

これらの馬に共通するのは、3冠レース最初のGIである皐月賞が、新馬券の初年度ということ。
オルフェーヴルの正体の記事では、東北大震災が発生したことによりWIN5馬券発売が皐月賞からになったことが重要だと述べた。
これにより、桜花賞のWIN5馬券発売初年度は、翌年の2012年になり、牡馬路線と牝馬路線に一年のズレが生じたのだ。

2011年 皐月賞がWIN5馬券発売初年度
2012年 桜花賞がWIN5馬券発売初年度

【牝馬版】オルフェーヴル、ジェンティルドンナ誕生

前年のオルフェーヴルとジェンティルドンナを比較してみて欲しい。

オルフェーヴルの戦歴
ジェンティルドンナの戦歴

オルフェーヴルはWIN5馬券発売最初の皐月賞から5連勝でWIN5馬券の新システムを証明した。
であるなら、ジェンティルドンナはWIN5馬券発売初年度の桜花賞から5連勝でWIN5馬券の新システムを証明するのは明白だ。

では2011年の日本ダービーとオークスを比較してみよう。

1着オルフェーヴル、2着ウインバリアシオン
1着ジェンティルドンナ、2着ヴィルシーナ

オルフェーヴルが連れてきた相手は、青葉賞馬ウインバリアシオン。
そのウインバリアシオンの同枠には皐月賞2着馬サダムパテックが配置されている。
つまり、枠で皐月賞の1、2着馬決着。
これを『形を変えて』再現したのがジェンティルドンナとヴィルシーナの桜花賞1、2着馬決着ということである。

次に注目すべき点は、オルフェーヴルがWIN5の5ゲートに配置されているが、ジェンティルドンナは大外5ゲートの14ゲートに配置されている点だ。
WIN5馬券だから5ゲート大外5ゲートを使うのである。

そして、オルフェーヴルはウインバリアシオンの「ウイン」馬名馬を連れてきた。
オークスには「ウイン」馬名馬はいない。

ウインバリアシオン
ヴィルシーナ

ヴィルシーナの馬名が『ビルシーナ』でないのがミソ。
ウに濁点の付くヴという頭文字だから、ウイン5の『ウイ』の頭文字2文字が一致するようになっているのである。(これも仕込みの一つ)

2011ダービー→皐月賞1、2着馬枠の1、2着
2012オークス→桜花賞1、2着馬の1、2着

2011ダービー→5ゲートのオルフェーヴルが1着
2012オークス→大外5ゲートのジェンティルドンナが1着

2011ダービー→2着ウインバリアシオン
2012オークス→2着ヴィルシーナ

こうして、2012年のオークスは、2011年の日本ダービーを完全再現したのだ。

2011年神戸新聞杯と2012年ローズSでやったこと

次に2011年の神戸新聞杯と2012年のローズSの比較。

1着オルフェーヴル、2着ウインバリアシオン
1着ジェンティルドンナ、2着ヴィルシーナ

2011年の神戸新聞杯はクレスコグランドが出走取消をしたが、2012年のローズSはハナズゴールが出走取消。
共に出走取消を出しイレギュラー戦に仕立て上げる。
そして2011年の神戸新聞杯は出走取消馬を除いて枠順を組み替えると、オルフェーヴルは大外5ゲート、ウインバリアシオンは5ゲートでの『対角ゾロ目』による決着。
2012年のローズSでは、出走取消馬を除いて枠順を組み替えると、ジェンティルドンナは大外5ゲートでの『6-6の純粋ゾロ目』決着。
このように、2011年の神戸新聞杯と2012年のローズSは『同じ事を違う形で表現した』のだ。

2011年菊花賞と2012年秋華賞でやったこと

次に2011年の菊花賞と2012年の秋華賞との比較。

1着オルフェーヴル、2着ウインバリアシオン、3着トーセンラー
1着ジェンティルドンナ、2着ヴィルシーナ、3着アロマカフェ

14ゲート オルフェーヴル
14ゲート ジェンティルドンナ

2頭は共に大外5ゲートに配置される。
そしてオルフェーヴルが相手にウインバリアシオンを連れてきたように、ジェンティルドンナも相手にヴィルシーナを連れてくるのだ。

次に出目に注目する、
菊花賞では7-7の『純粋ゾロ目』で、3着は1ゲートのトーセンラーだった。
それに対して秋華賞では、2着は1ゲートのヴィルシーナで3着は2ゲートのアロマティコで『ワイドゾロ目』
出目を変化させて再現していることが解るだろう。

WIN5馬券劇場の完結編、ジャパンカップ!!

1着ジェンティルドンナ、2着オルフェーヴル

枠順を見た瞬間、『1点で決まる!』と解った。
ジェンティルドンナは、桜花賞、オークス、ローズS、秋華賞の連続4回1着で、WIN5馬券の新システムを証明するには、ジャパンCは1着しかあり得ない。
だからオルフェーヴルの1着はない。
ゾロ目とは『完了の合図』
2頭のWIN5馬券の申し子が出走し、その2頭を8枠に同居させ、8-8のゾロ目で完結させる。
まさに最高の演出ではないか!

オルフェーヴルとジェンティルドンナ劇場の幕引き

オルフェーヴルのラストランは2013年の有馬記念。

1着オルフェーヴル、2着ウインバリアシオン、3着ゴールドシップ

この年の有馬記念はズバリであったが、オルフェーヴルがラストランに連れてきた相手はウインバリアシオン。
この『再開馬券』が発生したのには理由があるが、その内容は割愛。
そして、ジェンティルドンナはオルフェーヴルに合わせるかのように、ラストランは2014年の有馬記念。

1着ジェンティルドンナ、2着トゥザワールド、3着ゴールドシップ

昔の相棒、ヴィルシーナは相手には連れてこない。
ここでやったことは出目。

2013年 有馬記念
1着 6番 オルフェーヴル ※ラストラン
2着 4番 ウインバリアシオン
3着 14番 ゴールドシップ

2014年 有馬記念
1着 4番 ジェンティルドンナ ※ラストラン
2着 6番 トクザワールド
3着 14番 ゴールドシップ

WIN5馬券の申し子として誕生したオルフェーヴルとジェンティルドンナの2頭。
この2頭のラストランは共に有馬記念だから、同じゲートを使い【時代の幕引き】をやるのである。

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