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君たちはどう生きるか感想

レイトショーで観てきたので
ただ感じたことを呟き的に落とした感想です。

良かった

冒頭の空襲警報でビクっとしたけど、この時点で好きだと確信した。
(人によっては、ここはただの火事だと言っていたけど警報って鳴るものなんだろうか)
眞人さんが良すぎてどうしようかと思った。
あと、野次馬の顔が怖くてゾッとした。ここら辺CG…?なんか無機質で怖い。
主人公が立ってる時間を見せてるってよりは、現代の子供が戦時中の写真の中にいる人を見た時のような、独特の怖さがあった。こう言う表現今まで見なかったのですごかった。

作品の雰囲気、率直に言うと、宮崎駿がいなくなった後に
「彼はこんなことがやりたかったのでは」て感じで作られたような
そんな雰囲気を感じた…というか今まで観た中で一番死の感じがした。
大丈夫なのか。
あと、過去作品を思わせるようなものを至る所に置いているところもそうかも。
とは言っても、宮崎駿ってちょくちょくこういうことするからなぁ。

全体を通してみると、眞人さん(と叔母)の生活することの肯定とPTSD治療の塔という感じがした。
母親のことを思い出してやれるのはもう自分しかいないのに
自分の中にいる母親の記憶は苦しんで死んで助けられなかった姿で…
と言うところからの、本人による火の肯定が
「こうであってほしい」に見えて、親を亡くしたばかりの頃に感じたのと
近かった。
これ、子供や親を亡くしたなかりの人は観れないのでは。

あっちの世界は今まで影響を受けた本や絵の世界と
帆船は戦争の歴史だろうか。
ここら辺はもう少し観ないとわからない。

岡田斗司夫の動画観て、知識がないとダメなやつだ!と思った。
何が正解かわからないけど、なんとなーく観る映画ではないのかも。

とにかく眞人さんが良すぎる

インコも可愛すぎた。たまらない。久々に好きなキャラ。
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