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保健室から vol.26 「マスクさいこう」

8月24日に配信しました。
第5波のピーク頃ですね。
生徒諸君には毎度毎度同じような注意喚起をするんですが、
なかなか聞いてもらえない。
まあ、それは高校生に限らず、大人も同様ですが。



保健室から  vol.26
「マスク さいこう」

状況がかなり悪化してきました。
感染力が強く、若年層でも有症状となるデルタ株を抑えられません。

私が、あなたが、周囲の人がウイルスを保持しているものと思って対策を立てる必要がある。

手洗い、消毒は触れたモノにウイルスが付着していると仮定するから。
密回避は隣り合った人がウイルス保持者だと仮定するから。

マスク着用は、
自分がウイルス保持者だったなら、ウイルスをまき散らさぬため。
自分が未感染者だったなら、宙のウイルスを吸い込まぬため。

だからこそ、正しく着用しないと意味が無い。

素材は不織布がよろしい。ウレタンは呼吸もしやすくお安く手軽だけれど透過性が高い。
つまりウイルスを撒いちゃうし、吸い込んじゃう。
布は素材にもよります。
高性能なフィルターを装着していればよろしいのだが、それでも顔への密着度が低い。

もちろん不織布マスクも装着のしかたでその効果は大きく変わってしまいます。
ノーズフィットでしっかり鼻に密着させ、両サイドはほっぺたにピタッ!
そのためには適切なサイズをお使いください。
鼻出しマスクだと、マスクをしている意味が半減。

最近はワクチン二回接種が済んだ方(お年寄りに多い)がノーマスクでうろつくことがある。
身内にいらっしゃったら注意してあげてください。
「あかんよ」って。

マスクについては惰性で着用するのではなく、も一度よく考えてみてください。(再考)
正しく使えば最も心強いアイテムです。(最高)



先日、どこかの市会議員が飛行機内でマスクを拒否して問題になっていました。
彼が主張なっさていたのが「コロナ陰謀論」だとか。
未だに根強い「コロナ陰謀論」。
さすがに私の身の回りには「コロナ陰謀論」を声高に唱えるお方はいらっしゃいません。

でも、「コロナなんかたいしたことないさ」
ということを言う方はいる。

全国の死者数は第5波を超えているのに・・・

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