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国語教師の雑感(こうるさいおっさんの繰り言)

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元国語教師です。国語なんて扱っていたからどうも日本語の使い方が気になって仕方がない。 職業病ですな。 で、言葉の使い方をはじめとして、最近の世の中の、ちょっと気になることをお伝え…
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#エッセイ

3.11に思う。水をかけても消えない火

2011年3月11日14:26。 私は高校の教師です。この時6限目の授業をしていました。3階の教室。 …

タク
3年前
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コロナはいつ終わったの?

コロナ禍、と言われていました。 今でも言われています。 終わったわけではない。 でも、なん…

タク
3年前
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「させていただく」は、丁寧か?

「ご用意させていただきます」 「お値引きさせていただきます」 「確かめさせていただきます」…

タク
3年前
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国語教師、授業の雑談

 長いこと国語教師をやってきましたが、どうも授業そのものよりも授業中にちょくちょく挟む「…

タク
3年前
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ぼくらの七日間戦争見ました。いろいろ考えちゃいました。

 先日、BSの放送で「ぼくらの七日間戦争」を見ました。  久しぶりだった。いやあ、おもし…

タク
3年前
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国語教師が悩む、「大丈夫」って?

先日ラーメン屋さんに行きました。食券を買ってカウンター席に着きます。笑顔の店員さんに聞か…

タク
3年前
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国語教師の「深掘り」考

なんだか違和感を覚える言葉というのがあります。 先日こちらに投稿した「大丈夫」もそのひとつですが、 最近もうひとつ、「なんだろうなあ?これ」と思うのが、「深掘り」。 これ、頻繁に目にしたり、耳にしたりするようになったのはここ数年ぐらいのことじゃないかな? ということを、ぼんやりと頭のどこかで感じていたんですが、敬愛する内田樹先生の「内田樹の研究室」というブログを見ていましたら、先生のツィートの中に「深掘り」についての発言が。 それによると、やっぱり「深掘り」とは最近の新