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今日の国内マーケット振り返り(7/8) ~円債市場でブルフラットニングが加速~

<株式>

日本株は続落。前日の米国株式市場が引けにかけて一段安となったことで、日本株も安く寄り付く。その後は押し目買いの動きや中国・香港株の上昇期待などを背景に前日比プラス圏まで上昇。TOPIXはそのまま前日比プラスで前引けを迎えるが、後場に入り中国・香港株が昼休みに入ると、米株先物が崩れ日本株も下落。ETFの換金売り警戒もあり、そのまま下落し安値引け

<債券>

米金利は前日からほぼ変わらずの10年0.65%前後。今日の東京時間のハイライトは円債。前日の米債のブルフラットを受けて、円債市場でもブルフラットが加速。円債は昨日30年入札を終えており、20年、40年入札まではしばらく時間があくこともあり超長期の需給環境が良い状況だった。7月は国債発行増からベアスティープナーがコンセンサストレードで、混み合っていた所を一気に狙われた形となった。結局、日30年金利は▲5bp低下。ちなみに、同じブルフラットの流れはオーストラリアやロンドン時間後のドイツなどでも見られた

<為替>

為替市場は小動き。ドル円も引き続き107円半ばで推移。引き続き動意に欠ける展開が続く


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