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H博士が贈るスキマ時間で学べる相場第1弾 〜 こち亀から学ぶ「3分」でわかるマーケット・相場の基本とからくり!! 〜

中川〜にうか〜ぶ〜夕陽をめがけて〜

はい,関西人の笑いの底力,みせてくで〜のH博士です.今日はこち亀から相場(マーケットともいいます)の基本を超簡単にお話しします.

「相場の基本とからくり」

金融,経済,投資・・・う〜ん,どれも難しいしなんか怖いなあ...

そりゃそうです.よくわからんもんは怖くて当然.まずは,金融・経済・投資いずれにも共通する「需要と供給」という概念を体得しましょう.

「需要と供給」

モノの値段は,買いたい人と売りたい人のバランスで決まります.両津勘吉(以降,両さん)はプラモ製作が趣味であると同時にそれを販売しています.

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この例で,両さんは50円で仕入れ,将来200円で売ると言っています.小学生が販売対象顧客だから,1000円じゃあ高すぎる,200円くらいなら彼らの小遣いでも買える金額という独特のビジネス感覚値決めしています

何をいいたいかというと,株も為替も,あらゆる金融商品も同じで今は50円でも近い将来200円だったら買ってくれるだろうという思惑で,金融商品を買うわけです.将来,その金融商品が魅力的なモノとなっていけば,より高い値段で買いたい人が出現してくるわけです.先に買っていた人はより高い値段でうりたいと思うし(供給),後から買う人はより安い値段で買いたい(需要)と思うわけです.両者が色々と交渉した結果,決定した値段が販売価格というわけです.買いたいと思う人の需要と,売りたいと思う人の供給が価格を決めているわけです.

「ビジネス感覚はまさしく相場の先行きを読むことと同じ」

それでは,将来この値段はもっと高い値段で買う人が現れてくるだろう,という両さんのビジネス感覚ですが,これ,まさしく相場も一緒で,様々なニュースや世界情勢などに想いを馳せるわけです.想いの馳せ方は人それぞれ,正解なんてありません!!米中の関係が悪化しそうだから,この銘柄は少しリスクが高いな,リスクが高いモノは一時的に嫌われる可能性があって売られるかもしれないから,いま買うのはやめておこう.とか,いうのはもちろん王道の考え方ですが,それ以外に大安吉日だから買う,水曜日だから買う,なんでもいいんです(クオンツではこのような売買方法を曜日効果,曜日アノマリーに着目した戦略と呼びます).自分の信念が重要です.この行為は相場哲学と呼ばれます.

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「相場哲学とは想いを馳せること」

想いを馳せた結果,この株は将来もっと高く買いたい人がいるはずだ!!と思ったら買えばいいだけです.そして思い通り,価格が上がってきたタイミングで,もうこれ以上高い値段で買いたい人は出てこないな,と思ったタイミングで売れば良い.これを繰り返すだけです.

相場は非常にシンプルです.人々の気持ちを読むゲームといわれることもあります.まずは,ゲーム感覚で想いを馳せ,試しに小額で何かを買ってみてその楽しさを是非味わってください!!

第2弾はこちらです!!

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