雑に作る
去年の正月に「今年は作ります。」と宣言したのだが。途中から生成AIでの画像づくりの方に興味が行っちゃって、まぁ、これはこれで「作る」なのだが、結局工作は「ポンコツDIY」の1件だけだったなぁ。
で、今年(2024年)そんな私に「正気にもどれ」とゆるく諭してくれた一冊がこれ。
雑に作る 電子工作で好きなものを作る近道集
石川大樹、ギャル電、藤原麻里菜/著
出版社 オライリー・ジャパン
ISBN 978-4-8144-0049-2
「雑に作る」こと自体、電子工作ではよくやることで、私もきちんと実装する前の段階で動作確認ためにテキトーに組んだりして遊んでた。
でも、ここしばらくはできてなかったんだよね。
正気に戻りたい。自分を取り戻したい。
この本は「電子工作」の入門書ですが、技術的な内容よりは工作をすることに対する手法や態度が書かれていて、初心者だけでなく高機能・高性能に疲れて手が動かなくなってしまったベテランへのリハビリの書だと思う。
あと、「壁ドン」と言う言葉を正しく使い、実践すべく装置まで作ってしまう著者の藤原さんには全く敬服する。軟弱な「壁ドン」もどきが世にはびこる中、正統な「壁ドン」とは本来かくあるべきとのメッセージはありがたく受け取りたい。
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