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Week1(2):中音子音 Middle Class Consonants

さて、前回も触れましたが、タイのアルファベット(子音 Consonants)はトーンによって3つのグループに分かれます。

1、中音子音 Middle class consonants
2、高音子音 High class consonants
3、低音子音 Low class consonants / 2グループ

中音子音と低音子音はトーンが中音 Middle tone、高音子音は昇音 Rising tone。低音子音は他とトーンのルールが違うので、多くの混乱を呼びます。これのおかげでトーンがもうぐちゃぐちゃと言っても過言ではない。トーンについては愚痴しか出ない。
では今週の授業で学んだことを綴ります。

中音子音 Middle class consonants
จ ก บ อ ต/ฏ ป ด/ฎ の読み、トーン

中音子音の音は次の通りです。

MCC

ก = G/K音
จ = J音(実はZ音なのでは?と思うことがある)
ด/ฎ = D音(ฎはあまり使われない)
ต/ฏ= Dt 音(ฏはあまり使われない)
บ = B音
ป = Bp 音
อ = O音(子音といえど母音になることもある)

※ なぜ同じ発音の文字があるかというと、日本の平仮名と片仮名のようなもので、中国やカンボジアなどの大陸からの文化が入ってくるに従って、表記を区別したかったから、らしいです。※

中音子音なので、全てMiddle tone(通常の会話トーン)で発音。

緑の線が Middle tone です。

読みやすくするために子音に อ(オー)を子音に組み合わせて、

จอ(ジョー)、กอ(ゴー)、บอ(ボー)、ออ(オー)、ตอ((Dt)トー) ปอ((Bp)ポー) ดอ(ドー)になり、トーンは中音で抑揚なしで発音します。

จอ → 裸足のジョー、กอ→ ヒロミ・ゴー みたいに、ただ中音で伸ばす感じです。


Kanitsa先生のビデオの中に子音をトーン別グループで文章にして覚えちゃおう!という方法があるので、一応貼っておきます。

เจอ​​ กัน บ้าน อา ตอน เป็น เด็ก
(jer gan baan aa dton bpen dek)
「子供の頃、お互いおじさんの家で会ったね」
「(We) met each other at the uncle’s house when (we) were kids.」

จ:เจอ​​ = 会う/meet
ก:กัน = お互い/each other
บ:บ้าน = 家/house
อ:อา = おじさん/uncle
ต/ป/ด:ตอน เป็น เด็ก= 子供の時/when (we) were kids

中音子音は初めの2〜3分ぐらいで、残りは高音・低音子音になります。

中音子音とエンディング

中音子音に限ったことではないのですが、いくつかの子音は単語の一番最後の文字になった時、音が変わります。

ก = 変化なし(G/K音)
จ → ด = J音からD/T音へ変化
ด/ฎ = 変化なし(D/T音)
ต/ฏ → ด = DT音からD/T音へ変化
บ = 変化なし(B音)
ป → บ = PB音からB音へ変化
อ = 該当なし

末音変化一覧

例えば、กอก はそのまま GOK と読みますが、กอจ はGOD、กอด、กอต もGODと読みます。表記は変わらず、読みだけ変わります。

このก、ด、บ音詰まる音)が最終音になる時を Dead Ending 又は Dead Syllable と呼び、中音子音でありながら、トーンが低音に変わります。

ก、ด、บ音以外の伸びる音Live Ending 又は Live Syllableと呼び、トーンに変化はなく中音のままです。

Live ending vs. Dead ending トーンの違い

中音子音についてはここまでです。次回は母音 vowels อุ & อู とそのトーンについて綴ります。


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