只見線~2020年11月22日(日)

福島県只見町へ3泊4日の旅。車の運転ができない私は、公共交通機関で行くしかない。いろいろ調べた結果、一番よい方法は高速バス+只見線らしい。

が、只見線は日中の運行本数が少ない上に、2011年7月の新潟・福島豪雨で一部不通で代行バスが走っているため、移動だけで1日かかる・・・。覚悟を決めて出発です。

仙台駅東口9時20分発、会津若松行き高速バスに乗車。
12時に会津若松駅前に到着して、駅前にある創業100年を超える「マルモ食堂」で会津名物のソースカツ丼を食べる。
こういう昔ながらの庶民系の食堂、大好き。ラーメンも美味しそうでした。私が入ったときはお客さん誰もいませんでしたが、あっという間にテーブルが埋まり、相席になりました。人気店です。

マルモ食堂

ソースカツどん


13時9分、只見線に乗車。
2両だけど、新しくて、1車両に1つ、バリアフリートイレもついてて安心。

画像3

町から離れてどんどん山に入っていって、途中から車内放送で観光案内がスタート。
見所はスピードを落としてゆっくり走ってくれる。途中、謎のご当地ヒーローがホームから手を振ってくれて、なんかうれしい。

ご当地ヒーロー


土日祝は車内販売があります。
まんじゅう食べ比べセットかぁ。。。和菓子は食べないので残念ながら買うものなし。あったかいコーヒーがあったらなあ。 

車内販売


その後、車内販売のスタッフさんが、観光パンフレットを配りにきた。しかも口頭で、「あの向こう側の道路から、電車の写真を撮る方、多いんですよ」とか案内してくれる。
JRなのに、私鉄並みのサービスで驚き。

パンフレット

車窓から見える只見川はもちろん美しいのですが、両側の車窓が木々に覆われたり、トンネルの壁がとても近くに見えたり、山間部を走る単線ならではのワクワクがあります。
よくこの路線、作ったなあ。
さすが電源開発の路線。

車窓から


車窓から2


車窓から3

車内

終点の会津川口駅に到着。駅構内には、台湾からの応援メッセージが飾られていました。本の貸出サービスもあり。いいなあ、これ。

会津川口駅

会津川口駅の電車

台湾からのメッセージ

駅文庫

代行バスに乗って、更に1時間でやっと只見駅です。
やー、遠い。朝に仙台を出て、到着は17時。
再来年には全線復旧するらしいですよ!


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