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日本語授業のアクティビティ

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ふと気づくと授業が単調になってしまっていることはありませんか。ここに書き溜めていくアクティビティがそのままお役に立つのでも、または皆さんの脳にヒラメキを与えるきっかけになれば幸い…
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2020年8月の記事一覧

敬語の総まとめアクティビティ

みんなの日本語であれば49課、50課に尊敬語と謙譲語がでてきますよね。 総まとめのアクティビティとして使えるものを紹介したいと思います。 「お/ごVします」のアクティビティ学生同士で敬語を使って練習するのは現実的ではありません。 なので、敬語を使う相手となると「教師」になりますが、教師が相手をしていると授業の半分が教師の発話で埋まってしまいます。それは避けたい。 なので、視覚的に「目上の人」を作っちゃおうと思います。 準備するもの:王冠やパーティ帽子 王冠やパーテ

「これは○○です」のアクティビティ

義務教育の英語の授業で「This is a pen」と習い、こんなのいつ使うんだ?!とものすごいイライラしながら授業を受けた人は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。 そして日本語教師として授業をしているみなさん。 「まあ、文法形式を教えるためには、必要悪だよね」と割り切って考えるしかない!とあきらめている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。 でも! できることなら「使用場面がある導入・練習がしたい」「楽しく授業をしたい」と思うはずです。 今回紹介するアクティビテ

「~というN」のアクティビティ

初級~初級後半にはでてくる、この「~というN」の文法は、導入から練習まで淡々と進んでしまいがちな文法だと思います。 うどんという料理を知っていますか。 ルフィというキャラクターが好きです。 ・・・などなど。 そこで紹介するのが、こちらのアクティビティです。 リポーターになってみよう!(センスない・・・) 学習者は母国の紹介や郷土料理、それから日本の生活のアレコレを紹介する機会が多いです。 その時に使えるのが「~というNです」ですよね☆ 準備に余裕があれば、マイ

「~でしょう」のアクティビティ

天気予報で、「明日は雨が降るでしょう」という導入をするのが一般的なのが、この「でしょう」の文法だと思いますが、みなさんはどんなアクティビティを作っていますか。 少しだけ手間がかかりますが、私は「おみくじ」で勝負したいと思います★ 「おみくじ」アクティビティ! 神社などの紹介や、占いのお話をスキーマとして入れておいてもいいですね。 また、おみくじには大吉・小吉・凶・大凶・・・・様々なランクがあるわけですから、それも事前に導入しても良いでしょう。 「おみくじ」アクティビ