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南奈良総合医療センター 専門研修紹介 (総合診療/家庭医療/病院総診/在宅医療)

日本一、手厚い研修プログラムを目指して

 南奈良総合医療センターは奈良県南部にある地域密着型の市中病院です。桜で有名な吉野に近く、橿原神宮前から20分、大阪阿部野橋まで直通55分で通える好立地です。恵まれた地域特性を生かして『手厚い』研修を提供しており、修了生は専門医試験で「2度」も表彰されています。当プログラムの研修内容を、noteでこっそり公開します!

南奈良名物:振り返り・勉強会・レジデントデイ

 当院の勉強会の特徴は「充実の振り返りシステム」と「テーマ別勉強会」にあります。専攻医は週に一回、指導医と振り返りを行い、日常診療での経験を「やりっぱなし」にせずに成長につなげます。テーマ別勉強会は二種類あり、すべて勤務時間内に行われます。「GIMカンファ」では専攻医が経験した医学的な困難事例を深堀りし、「家庭医療カンファ」では専攻医が経験した複雑困難事例を家庭医療学の枠組みを用いながら指導医と共に振り返ります。月に一回のレジデントデイには全国から有名講師をお招きし、アツい指導をいただいています。その結果、複数の学会発表はもちろん、家庭医療専門医試験において過去2回も「優秀ポートフォリオ賞」に輝きました。

「ドクヘリER」から「在宅」まで

南奈良は232床の中規模病院ですが、感染症科や歯科も含め各診療科が揃っており、回復期リハビリテーション病床と訪問看護ステーションが併設されています。医療圏内に100床規模の関連病院が2つあり、病院としての訪問診療や、へき地診療所の支援も行っており、地域全体の全ての医療をカバーしてます。こうした院内外の多様な場において、南奈良の総合診療科メンバーは精力的に仕事をしています。ドクヘリ基地病院として県内有数の症例数のある活発なER、常時100名以上を抱える訪問診療、屋根瓦式/複数チーム制の入院診療、病院/診療所における外来診療、医学生/臨床研修医の教育など、各メンバーの「強み」を生かしながら地域貢献をしています。

充実の指導体制/福利厚生

総合診療医が14名所属しており、皆でワイワイ臨床を楽しんでいます。チーム主治医制/当直医制を敷いているので病棟からの夜間/休日の呼び出しはなく、有給や夏休も気兼ねなく取得でき、産休・育休の支援体制も万全です。資格面でも、総合診療専門医、家庭医療専門医、病院総合診療専門医、在宅医療専門医の全てを当院で取得することができます。また、経営学修士(MBA)や、医学論文・商業誌・書籍執筆歴のある指導医も複数在籍しており、日常臨床以外にも多面的なサポートを受けられます。

『暮らしを共に創る』医療

この機能をベースに“生活に密着した医療”を提供しているため、地域で生じるありとあらゆる健康問題に遭遇します。Common Disease・重症疾患・レア疾患まで豊富に経験でき、総合診療医としての腕の見せ所である複雑困難事例にも多数出会います。院内外のスタッフと連携しながら住民の皆さんとの対話を大切に、地域での「暮らし」を共に創る医療を展開しています。

あなたも一緒に、いかがですか?

南奈良総合医療センターでは、見えづらい「総合診療医としての成長過程」を当院独自のステップで示しています。専攻医一人一人の個性を大切にし、各自のペースで“成長を実感しながら”専門医としての学びを深めることができます。また、住民一人一人の個別性を大切にし、相手と対話を重ねる医療を提供しています。自己研鑽と地域貢献が同時にできる最高の環境で、総合医としてぐんぐん成長したい専攻医・フェロー・スタッフを募集中です。
ぜひ一度、遊びにきてください^^   ↓病院HPはこちら↓
http://nanwairyou.jp/minaminara/departments/section/kyoiku_c/recruit/

(文責:天野 雅之)

※当記事の内容は、所属する学会や組織としての意見ではなく投稿者個人の意見です。
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