S男#2 - 2話

Sとの質問ゲームが夜中2時くらいまで続いた。
お互い、2時間運転でいける場所に住んでいることに驚き、連絡先を交換する事にした。
セックスや、smについて、元カノ、私のDや主人について話をいっぱいした。
彼はとても優しく、人の世話好きで、女性に使われて捨てられるタイプなんだろなと感じた。SMプレイではSだと言うが、どんなプレイをするんだろう?とてもスキンシップが好きで、イチャイチャ外でもするのが好きなタイプだそうだ。

その夜、彼は私にリクエストをする。毎日、パンツとブラだけの写真を送って。私はオッケーする。それ以来、毎日、私は鏡の前で下着になり、いろんなポーズで写真を送る。3、4日目からスコア付けてほしいと私がリクエストする。私はこのリクエストを真剣に受け止め、アーティスティックな下着姿の写真を送る。

連絡先を交換したので、平日の昼間なら電話できるよーと言うと、じゃー仕事行く前にビデオ電話する?と初めて喋ることになる。朝の10時くらいからいつもはDとビデオ電話するので、それまでならと、ドキドキして電話する。仕事行く前のSが写真と一緒!と喜ぶ。私は、こんな声なんや〜意外!と言うと、それはいい意味で?と聞かれる。良い意味でやんと答える。特に大した事やセックスの話しをすることなく、nice to see you! で電話を切る。

Dとタイプが全然違う。Dは静かな方で少し壁があり、私の上に立ち支配したがるタイプだが、Sは私をbaby girlと呼び、どっちか言うとdaddyタイプのdomなのだ。おしゃべりで、明るく、すぐに思った事感じることを口に出す。レトロな物が好きで、レコードのコレクション、自分で作ったゲーセンのゲーム機、映画も古いものが好きだったり、ホラー系が好きらしい。コンピューターを自分で作ったり、電気系のものは得意だったりと私と全く違う、オタク臭がするのに惹かれる。

数時間ビデオ電話をする毎日が始まる。
彼は言う、僕にあなたのdomになってほしいと思ったら、お願いしないとだめ。それまでオフィシャルに僕はあなたのdomにならないからね。私はわかったと答える。エッチな話、日常の話、仕事の話、昔の話、家族の話、など隠さず色々お互い喋る様な関係になる。
彼は結婚歴なし、でも婚約はしたことあるらしい。47歳。いろんな女性と付き合ったし、いろんなセックスをしてきたみたいだ。体が合わないパートナーもいたし、smプレイが好きなのに、パートナーは全く興味がないなど、いろんな理由で別れ、結婚のチャンスを逃したと言う。

ある日、オナニーをビデオ電話でしようという会話になる。笑
私たちはお互い、ベッドに寝て、携帯をセットし、始める。
びっくりしたのが、彼の言葉責めに上手さ。私を誘導したり、イヤらしいフレーズを言わせたり、興奮させるのが、ものすごいうまい。声を聞いただけでゾクゾクするような言い回しをする。ヘッドフォンをつけて聞いていたが、耳の奥がザワザワする。生で言われたい、こんな声を耳で言われ、体を触られたいと強く思う。




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