安全なキッス

https://x.com/historyinmemes/status/1702830443945730285?t=h4bw2BYW29ydZCen47dEBw&s=09


1920年代の新聞の切り抜き。


最初のものは、1928年から1929年にかけてのインフルエンザ流行の最中、1928年12月20日の『Des Moines Tribune-Capital』紙に掲載されたものである。悪名高い1918年のインフルエンザの大流行から10年後のことである。

1928年から29年にかけてのインフルエンザ・シーズンについてもっと知りたいと思った私は、エドウィン・O・ジョーダンというアメリカの細菌学者の文章を偶然見つけた。彼は1930年に『American Journal of Public Health』誌に次のように書いている:

「予防の分野では、実質的な進歩はほとんど見られない。インフルエンザ患者を感染の決定的な焦点としてすでに重視し、流行期には混雑や直接の接触を最小限に抑える合理的な手段を採用することは正当であると思われる。インフルエンザ患者の隔離がより厳しくなる日も近いだろう。

1918年から1920年のパンデミックでは、米国で推定675,000人が死亡した。1928年から1929年の流行では、約5万人のアメリカ人が死亡した。

2つ目の切り抜きは、1920年1月2日付の『ニューヨーク・トリビューン』紙に掲載された。フランクリン・ピアース・アダムスという人物が書いたもので、ダジャレや下ネタ、政治風刺からなる「The Conning Tower」というコラムを持っていた。

1928年の新聞記事より
「インフルエンザ蔓延の間、唯一安全なキッスは、ラブレターの最後に印すキッスマークだけだ」