スペイン5000年前 遺跡から《水晶の短剣》

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長さ8.4インチ(214mm)、最大幅2.3インチ(59mm)、厚さ半インチ(13mm)の象牙の柄を持つ5000年前の水晶の短剣が、スペインのバレンシナ・デ・ラ・コンセプシオン(Valencina de la Concepción)の巨石墓から発見された。墳墓内からは25人の遺骨が発見され、男性1人、残りは女性であった。驚くべきことに、遺骨の分析から、彼らは何らかの毒物を摂取していたことが判明した。

注目すべきは、この地域には水晶鉱山がなかったことで、職人たちはこれらの希少な水晶材料を手に入れるために、相当な旅をしたに違いない。この希少性から、この水晶の短剣は共同体の中でも選ばれた人たちだけのものであった可能性が高く、その文化的、そしておそらくは儀式的な重要性が浮き彫りになった。