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日本人が自分一人だけ、という環境下で働くための英語力を身につけるまで

本記事にアクセスいただきありがとうございます。
読者の皆さんは、私と同様に、海外で通用する英語力を磨きたいと考えていたり、現在進行形で英語力を磨かれている方々だと思いますので、そんなみなさんの役に立つような記事になればと思います。


一朝一夕では伸びない英語力

最初にお伝えしたいのは、一朝一夕で英語力が伸びることはないということです。
ただし、「正しい勉強法」を「愚直に」実施することで、留学しなくても劇的に英語力は伸ばせます。
(私自身は英語の勉強については、かなり回り道をしたと思います 汗)

ちなみに、私の英語力に関するデータはこんな感じです。

  • 留学等の海外生活経験はなし

  • 大学入学時は TOEIC 600 点程度、卒業時は大体 TOEIC 850 点程度

  • Reading, Writingはそれほど問題ないレベル

  • Speaking, Listeningは英語コーチングを通して大幅に改善 (社会人になってから)

  • オンライン英会話は 15,000 分以上 (コーチング受けた後の継続)

順を追って振り返りたいと思います。


英語力がイマイチな新卒時代

新卒で、外資系企業に入社した際には、やはりメールは英語で記載されているものが多く、最初は使われるビジネス単語に少し戸惑いましたが、基本的な読み書きで困ることはありませんでした。

ただ、英語を話す、聞くという機会は、年に1-2回の海外出張時を除いてほとんどなく、せっかく海外出張に行っても、日頃、話す聞くといった練習ができていないので、なかなか思ったように言いたいことが言えなかったり、相手の言っていることが聞き取れなかったり、と辛い思い出は山ほどあります。

B社などのビジネス英会話のグループ講座を数ヶ月間受けたりもしたりしましたが、全く伸びる感じがせず、何をすれば伸びるんだろう、というモヤモヤを抱えたまま何年も経過してしまったと思います。


英語コーチングとの出会い

そんな中、周りで、英語コーチングの PROGRIT を受けている人がちらほら出てきました。(ちなみに本記事は PROGRIT の宣伝ではないです)
3ヶ月で60万という高額サービスで、スパルタなのですが、それにもかかわらず評判が良かったので、私もまず体験に行ってみました。

体験では、英語の動画を用いた簡易聞き取りテスト、簡易スピーキングテストを通して、自分の英語のどこができていて、どこができてないのかを客観的にフィードバックをもらえると同時に、コーチングを通してどうやって改善していけるのかという説明があったと思います。
私としては、その説明に納得感があったので、その日に英語コーチングを受けることを即決しました。


コーチングによる英語学習の習慣化

ここから辛い3ヶ月間が始まります。
内容は「正しい英語の勉強法を、愚直に毎日 3 時間実施する」というものです。

私の場合は、
- シャドーイングをひたすら毎日 1 時間
- 瞬間英作文をひたすら毎日 1 時間
- オンライン英会話と単語のインプットで 1 時間
がメインのコースでした。

シャドーイングは、話者と同じ発音ができるようになるまで発音練習します。そして、毎日コーチから、自分の発音のフィードバックを受けます。
1 か月くらい経つと、自分の発音自体が変わり、少し英語が聞き取れるようになるのがわかってきます。

例えば、get the car を発音する場合に、
ゲット ザ カーではなく、ゲッダカー のように 、スムーズに発音するために、音の連結と音の変化が起きていることに気づくようになります。
様々な話者のシャドーイングを繰り返すうちに、様々な発音を学び、自分自身の英語の発音自体も変わる、というわけです。

こんな大事なことを、なぜ中学や高校の英語の授業で教えてくれなかったのかな、と本当に思います。今の若い世代には、早く知ってほしい英語の大事な要素だと思います。

瞬間英作文も
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」
などの教材を使って、日本語を瞬間的に英語に変換して話す練習をします。
シャドーイングも瞬間英作文も、声に出して実施することがとても重要だと感じました。

社会人の 1 日のうち 3 時間の勉強時間を捻り出すのは並大抵なことではありません。実際、シャドーイングも瞬間英作文も、どちらも毎日 1 時間もやるのは非常にしんどかったですが、「愚直にやり続ける」というのが本当に英語上達の近道ですので、諦めずにやってみてください!


コーチングの後の継続が大事

コーチングの 3 ヶ月間が終了すると、劇的に英語力が変わっていると思います。
しかし、そこで英語の学習習慣を絶やすのが一番やってはいけないことだと思います。
私はオンライン英会話を毎日継続しました。
聞き取り能力を伸ばす目的であれば、シャドーイングが一番有効だと思いますが、当時の私は、とにかく自分で思いついた内容を英語で話せるようになるのが重要事項だったので、オンライン英会話を毎日実施していました。
気づけば、オンライン英会話の利用時間は、余裕で15,000分を超えていましたが、その頃には、外国人の方と英語で話すことに対して、何も緊張しなくなるまでの状態に至りました。


あとは度胸

これを言ってしまうと終わりかもしれませんが、ここまでやったら、あとは度胸で、英語をガンガン使う環境に飛び込むしかないです。

外資系で、職位が上がってから、そういう環境に飛び込むと、外国人同僚からは白い目で見られて恥ずかしい思いをする & 早々にミーティングに呼ばれなくなるので、早いうちから、そういう環境に飛び込んでおくに越したことはありません。

ちなみに、コーチング終了後も続けていたオンライン英会話ですが、今はやっていません。というのも、日々の業務のほとんどが英語で、毎日の仕事自体が英語の練習になっているからです。


まとめ

非帰国子女で、海外に住んだことのない私でも、これまでに書いた方法で、なんとか海外のメンバと、日本人が私一人だけの環境で仕事できるようになりました。
そして今は、PROGRIT 以外にも多くの英語コーチングサービスの選択肢がありますし、そこで正しい英語学習習慣を身につけることができれば、きっと読者の皆さんも同じように英語に自信を持つことができると思います。


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