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【留学×抑うつ状態】抑うつ状態を抱えた留学生

私は昨年(2022年)の秋に抑うつ状態の診断を受けています。
今日の記事はあくまで一例と思って読んでいただければ幸いです。

留学前の状態

昨年(2022年)の10月に抑うつ状態の診断を受けてから、

  • 通院(多い時は1週間おき、普段は2週間おき)

  • 薬物治療

  • カウンセリング(3月まで)

これら3点を軸に治療をしていました。

渡航前に抱えていた主な症状は以下のものでした。

  • 睡眠障害(中途覚醒)

  • 疲労感

  • 日中の活動時間を長時間できない

  • 深く落ち込む

  • 感情のコントロールができない

  • 希死念慮

留学をしたいという思いが生まれた頃から調子が上向きになったことから、留学に対して主治医の反応は良好でした。

留学するにあたって

渡航して、病院に行かないといけない状況になった場合に備え、

  • 英文の診断書

  • 英文の処方箋

この2つを主治医に準備してもらいました。
また、大量に薬を持ち込みたくなかったため、複数回の通院に渡り、90日分の薬を処方してもらいました。(どうやら1度に90日分を処方することができない薬だったみたい…)

あとは自分の状態を英語でどのように表現するか、単語を調べたり、英語で気持ちを表現する練習はしていました。

明日で留学を始めて2ヶ月目

こちらに渡航してからは大きく体調を崩すことなく、生活を続けています。

日本から持ち込んだ処方薬を一切服用していません。
症状として睡眠障害がありましたが、渡航して1週間はとにかく毎日必死であったがために睡眠障害があったことを忘れるほど寝つきも良く、中途覚醒することもなく眠っていました。

また、過去を振り返っても泣かなくなりました。
ここに来る前の私は一連のことを思い出すと涙を流さずに話すことはできませんでした。
ですが、留学に来て、学校の友だちやフラットメイトなどに留学に来た理由や自分の背景を聞かれることがあります。もちろん、答えたくなければ答えないという選択もあります。ただ、私の場合はこの経験も私のパーソナリティの一部と考えて自分の状態や経験を話しています。
(心の片隅で過去を昇華して前に行きたいという願いも込めています。)

日本にいた時のように、深く落ち込んだり、不安を強く感じたり、よくない衝動に駆られるときもあります。ですが、日本にいた時よりかはよい状態に向かっていると思います。

「寛解」の状態になっていないまま渡航はできました。
ただし、いつ自分の状態がよくなるか、悪化するかは分かりません。
無理をし過ぎずに生きていることが私の留学スタイルだと思い、抑うつ状態と上手に付き合いながら生活していこうと思います。

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