子供にも大人にも伝えたい夢の叶え方
夢を叶えるには夢を持つことが大切!
夢(目標)がある人は目標達成に向けて計画を立てる
計画がある人は行動を起こす
行動を起こせば成果が出る
成果が出ると喜びがある
成功する人は必ず夢があると思っていますし、成功した人には笑顔(喜び)があると思います!
【夢を叶えるために心がけてほしい事】
1. 普段からマイナス発言をしない様に気を付ける!
人は誰でもマイナスな事もプラスな事も言うので、吐くと言う言葉は
口と十と-で出来ている。そのマイナスを言わなくなると-が消えて「叶う!」と言う漢字になる。
マイナスな事(あ~疲れた、そんなの出来ない、面倒くさい、そんなの無理、辛い…など)を言うと周りの人(チームや仲間)にも悪い影響があるのでプラス(自分は出来る!、絶対うまく行くよ!、元気ですか?元気です!、〇〇さんすごいね!、がんばります!、ありがとう!)の発言を心掛ける。
みなさんにお伝えしたい「涙の跳び箱10段チャレンジ!」があります。
これは鹿児島の高千穂こども園での話しで、毎年卒園に向けて跳び箱10段を飛んで親御さんたちに披露するという恒例行事があり、10段なんて大人でもそうそう跳べる高さではありません。ですが、その10段を跳ぶために、年少のころからみんなで跳び箱を練習しています。
ある年、卒園を控えた年長の男の子が、お母さんが病気となり、卒園を待たず家族の事情で引っ越さなくてはならなくなりました。
卒園式までいられない彼のために、2月の発表会で10段跳びを披露する場が設けられることになりました。
この10段跳びを成功させて、病気のお母さんを安心させたい、という思いを込めて跳び箱を飛ぼうとします。
何度もトライしますが跳ぶことはできません。そんな彼を見て、同級生である年長のみんながとった行動とは?
お母さんを大切に想う気持ちと、友達が彼を想う気持ち、すべてがつながりあって起きたこの奇跡!(ぜひ下の動画を観てください)
2.「新しい事にチャレンジする!」
何かに挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。
でも何も挑戦しなければ成功もありません。
そして挑戦して失敗したらその失敗から学べることがたくさんあります。
逆に失敗したおかげで気付ける事がたくさんあります。
なので失敗の数が多ければ多い人ほど人間の経験値が上がり豊かな人間になると思う。
自分は初めてのオリンピックで結果が悪かったので、社長にお願いして翌シーズンは海外に行かせてもらい思い切り練習をする事が出来ました。
しかしトレーニングのやり過ぎで慢性疲労になり身体が全然動かなくなり、シーズンが始まったら試合結果が悪く海外遠征のメンバーからも外される最悪のシーズンになってしまいました。
ひとシーズンを棒に振ってしまいましたが、この失敗のおかげで練習計画や栄養や身体のメンテナンスの重要性を痛感し、翌シーズンは同じ失敗を繰り返さない様に計画をしっかり立ててトレーニングを行ったら、ワールドカップ等で結果が出せなかった自分の競技レベルが一気に上がり世界の上位に入って行けるようになりました。
これも失敗を経験したおかげで自分は成長できた思っていますし、失敗しなかったら中途半端な成績で終わっていたと思います。
(下写真はスイスで行われた日本人初のワールドカップ表彰台です!)
それともう一つ失敗した時の悔しさが人生ではすごく大切な事だと自分は思っています。
悔しさがあるから辛い事も頑張ってやる事が出来るし、悔しさが無かったら人間は成長しないと思います。
自分がスポーツをやってきて一番大きな事は金メダルを獲得した事では無く、金メダルチームの補欠と言う悔しさを乗り越えられた事が自分の財産になっています。
(写真下アルベールビルのノルディック複合団体戦の補欠)
3.感謝の気持ちを忘れない!
自分はスポーツをやってきて学んだ事が「感謝の気持ちが力になって発揮される!」と言う事です。
人間が生きて行くうえで決して一人では生きて行けないですし、たくさんの人に支えられ助けられながら生きています。
その支えてくれている人や応援してくれている人への感謝の気持ちが強い人ほど大事な時に力になって発揮できると思います。
今の自分があるのは両親や家族、先生や仲間、そして指導者などたくさんの人に支えられて来たと言うのを忘れてはいけない!
そして感謝の気持ちは必ず声に出して伝えるようにしています。
(下の動画は金メダル獲得直後のコメントです!)
4.「つらい時こそ笑顔で!」
最後に自分が大好きな言葉「つらい時こそ笑顔で!」があります。
つらい時につらい顔をしても楽になる事はないし、周りの人に不快な思いをさせているだけだと思います。
それよりつらくても笑顔でがんばっていれば周りの人にいいエネルギーを与える事が出来ると信じています。
笑顔には『自分と周りの人』、さらには『心と体』も良くしてくれる素晴らしいものなのでつらいことがあっても、ちょっと笑ってみるだけで、少し心が明るくなります。
そして笑っている人には笑っているプラスの人が集まってくるので笑顔の効果で幸せを引き寄せましょう!
下の新聞は2020年4月12日に掲載された「つらい時こそ笑顔で!」です。
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