マガジンのカバー画像

POEM

29
詩的なものをまとめました。
運営しているクリエイター

#詩のようなもの

終。

愛はいつか終わる。 終わってしまう。 まるでそれは夢のように。 生はいつか終わる。 終わってしまう。 まるでそれは花のように。 星はいつか終わる。 終わってしまう。 まるでそれは夜のように。 日々はいつか終わる。 終わってしまう。 まるでそれは波のように。 ふと外を散歩していた時に浮かんだ思考を詩にしてみました。  「諸行無常」という言葉があるように人も思いも日常も、悲しいかな、常に移り変わっていくものです。  しかし、自分も周りも変化していく中で

こころの声。

怪我なんてどこにもしてないのに 『痛いな』とそう思うとき 優しく自分を抱きしめる そっと心が壊れないように どこかで誰かのふとした言葉に いつかの誰かのふとした行動に 傷ついた心が痛みを知らせる ずっとあなたを守るように 古傷から負の感情が溢れて ジクジクとかさぶたが痛んだら 大切な誰かから絆創膏をもらう きっといつか癒やされるように 大粒の涙が矢継ぎに頬を伝うのに 心は微動だにもしないときは 氷となった感情を柔く抱きしめる きゅっと心が温まるよ

恋に愛に。

好きの一言で表しちゃっても良いのかな。 好きだから、    好きなのに、       好きすぎて、不安。 君への想いが沢山あるけれど 一言でしかまとまらないのです。 君が隣りにいること、 当たり前と思っちゃってた。 でもそんな当たり前なんて、どこにもない。 恋は盲目、愛は注目。 いつでもどこでも一緒なわけじゃない。 たまに喧嘩して、    たまに会えなくて、       たまに淋しくなって、 ゆうてそんな日々。 愛してる、誰よりも。 世界でいっちばん、君を

諦めきれなくて…

目に映る 掛け替えのない君の笑顔は “今日”だけのもの さよならを言いたくなくて 掠れた声で “また明日” 笑っているのに 胸が痛いや 都合の良い夢ばかり見て 救いたいのは 自分のココロ 何度目だろう? どんなに足掻き藻掻いても なく未来だけは変えられない 不可能だって言われても 我儘だって分かっていても 赤じゃなくて真っ白な 君と笑える “明日”が欲しい ねぇ大好きだよ 繰り返される “また明日” 追記:“もしも時間を巻き戻せたら”    

Until your night dawn.【あなたの夜が明けるまで】

傘村トータさんの【あなたの夜が明けるまで】というボカロ曲の歌詞を、下手ではありますが、英語の勉強がてらに訳してみました。 歌う用ではなく、詩のようなものとして書きました。 お気に入りの曲なのですが、とても落ち着くメロディーで、心にしみます。 ぜひ、これを読んだ後、聴いてみてほしいです(*^^*) I wonder if It was the world that was broken. こわれていたのは せかいでしょうか I wonder if it was the

lost article

何でいなくなっちゃったんだろう。 どうして涙が止まらないんだろう。 頭が、胸が、心が、痛みで壊れそう。 沢山、数えきれない感情が。 抑えきれない想いが。 頬を伝って。 輪郭をなぞって。 零れ落ちていく。 いくら手のひらで掬っても、掬っても、救われない。 たまらなく、哀しくて、辛くて、寂しくて。 濁流みたいに、嵐みたいに、滅茶苦茶に乱れていく。 何も届かない、言葉一つすら伝える宛がない。 降りしきる雨は、まるで心を映すよう。 傘なんて投げ捨ててしまいたい。