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投げかけたものが返ってくる真理


お釈迦さまのと弟子たちの”托鉢たくはつ”の物語。

オーストラリア先住民アボリジナル神話に出てくる”ブーメラン”の話。

インド哲学の”カルマ”の話。


これらに共通することは、”すべて投げかけたものが自分の元に戻ってくる”ということ。


そしてその真理は、善悪関係ないのがミソです。


今回は、お釈迦さまのと弟子たちの”托鉢たくはつ”の話をご紹介するとともに自分の変化した価値観についてまとめていきます。



お釈迦さまのと弟子たちの托鉢の物語

宗派が仏教の方は、この話をご存知かもしれません。もし知ってる方は飛ばしてください。

托鉢たくはつとは、お坊さんの修行の一種のこと。


お釈迦さまのと弟子たちの”托鉢たくはつ”の物語


ある時、托鉢に向かう弟子たちにお釈迦さんはこう言いました。


それは「裕福な家ではなく、貧しい人たちの家を回るように」と。


裕福な家を回る方がお布施をたくさん頂けそうですが、意図がわからない弟子はお釈迦さんになぜかと聞きました。


すると、「貧しい人がなぜ貧しいのか、それは相手に与えるという喜びを知らないからであり、それを知る機会を与えるのが托鉢の目的だから」と説きました。


なぜかというと、貧しい人は自分のことを貧しいと思ってるからお布施ができない。でも、実は逆にそのせいで貧しいままなのです。


だから、そういう人達にこそ、人の為にお金を出すということをしてもらって意識をチェンジさせて、貧しさから抜け出させるというのが托鉢の本当の意味なんだそうです。

いつも”私”が先行している


この托鉢の話になったきっかけは姉との何気ない会話です。


姉:「私もお金があったら誰かに何かしてあげたいと思うんだけど。そんな余裕無くて無理。」


私:「いや、違うよ。その考え方逆だよ」


姉:「え、なんで?だって、お金が無いから何もできないんじゃん!」


私:「自分が先に何か差し出してないのに、何かが自分の元に返ってくるわけないじゃん」


姉:「?」


私:「自分が持ってない→結局”無い”が自分の元に返ってくるから”無いんだよ”」


ここで、この考え方とか感覚って誰もが持ってるわけじゃないのだと気づきました。


そこから、潜在意識や脳の仕組み、引き寄せの話をしたのですがすこし理解してもらえた様子。


ポジティブなものを世に放てば、ポジティブなものが返ってくるしその反対も言えるのが宇宙の真理。


すると結果的に、他人を変えようとせず自分をどう変えればいいか、自分はどんなものを世に放っているかに意識を向けることができると思います。

さいごに


私は20代前半、とても難しく物事を捉える癖がありました。でも、そうしないと不安だったんだと思います。


ちゃんと賢く考えないと、頭悪いと思われるんじゃないか?とか、ちゃんとしてないんじゃないか?とか人の目ばかり気にしていたので。


でもそういうのも自分が放ってるから、結局は他者がそう判断して自分の元に返ってくるのは必然だったんだなと気づきました。


自分はどういう人生を生きたいか、そのためにはどんなことを投げかけていきたいか。結局人生はシンプルが1番のようです。


では、今日も読んでくださりありがとうございました。おやすみ⭐︎


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