我、四十にして・・・
■四十にして、服装を注意される
最近、暑いですね。
私の所属する調達部署は、由緒ある部署でして、秋冬はスーツにネクタイが必須の部署であります。今の時期は、クールビズなのでネクタイ不要ですが。
で、オフィスは昭和の香りが残る、ザ・オフィス、という感じで、昔のキャビネット付きのデスクが並んだようなオフィスでして(この雰囲気を変えようと、レイアウト変更係を担当してたりもします)、建物も古く、冷房の効きも悪い、そんなオフィス環境におります。
そういう環境もあり、私の部署は出社率が低いです(在宅率が高い)。
(在宅率を上げたければ、オフィス環境を悪化させれば良いですね)
私も用がなければオフィスには行かず、別の建屋の快適なフリーロケーションスペースに行ったり、家で仕事をしたり、カフェに行ったり、転々としながら、自分が集中できる環境を探し回ってます。
もはや、1日8時間、同じ場所で仕事することができなくなってます
。
で、そんなオフィス環境なので、襟付きのワイシャツを着るのも暑苦しくて嫌なので、先週金曜日は、思い切ってTシャツで行きました。
するとすかさず上司から注意を受けました。「今日はお客さんに会わないよね?会うなら着替えてね。それか上に作業着を羽織ってね」と。
いやいや、分かってますがな。そんなん注意されなくても。私のこと子どもだと思ってるんですか!てか、他にもTシャツだったり、もっとだらしない人いるでしょ。なぜ私にだけ注意する??
と、思ってしまいました。
40にもなって、服装を注意されるとは思いませんでしたが、貴重な経験をしたので記録しておきました。
■四十にして、授業中に泣く
昨日はビジネススクールで、倫理観とか、人生の価値観を見直す講義がありました。
去年までの職場でなかなかうまくいかず苦しい思いをした後でのこの講義で、3ヶ月間とても苦しみました。自分はなぜ今この人生を歩んでいるんだろう。この先どうしたいのだろう。自分の価値観って、なんだろう。パワハラに立ち向かう正義感は、無意味だったのだろうか?やっぱり、強いものには巻かれないとダメなんだろうか?
などと、普段考えないことをひたすら考え続けた3ヶ月でした。
その結果、今では、なんとなくですが、自分の価値観が見えてきました。
あ、ここまで明確になったんだと、少し晴れ晴れとした感じで講義に臨みました。
で、自分が考える自分の価値観を皆さんの前で発表するときに、なぜか涙が出てきました。
人前で涙を流す=自分の素の感情を表現している=自己開示ができているということ。ここまで自己開示をしたのは、初めてなんじゃないかと。家族以外にこんなに心を開いたのは初めてだと。
人は1人では生きていけない。人と交流してこそ人生だと。その中で、いかに自己開示ができるか、人間味を出せるかが大事なんだ、というか、そこを大事にしていきたいなと、今回の講義を通じて感じました。
仕事においても、家族においても、自分をさらけ出し、人間味のある生き方をしたいなと思いました。
■四十にして、やっぱり職を変えたいと思う
そんなこんなで3ヶ月間、苦しい思いをして、価値観を自分なりに再定義できたところで思うのは、自分の人間味を出せるのは、今の職場ではないのかもしれない、ということでした。
職場のせいだと言わんばかりに聞こえるかもしれませんが、そうではなく、もっと良い環境が自分にはあるんじゃないかと思えてきました。
環境を変えてみたらどうなるかを見てみたい、というのもあります。
人生1回は転職してみたい、という単なる興味本位もあると思います。
この事業がやりたいとか、こんな職種が良い、というのが明確ではないので、そんな自分を採用してくれる企業があるのか分かりませんが、世の中を広く見て回ることで、これだと思える場所が見つかったら、今の私なら、即転職しちゃいそうな気がしてます。
「障子を開けてみよ、外は広いぞ」この言葉が、天から降ってきました!!
今後の自分に、めちゃ期待!!