見出し画像

今日出会った二人の女性の話

今日電車の席に座っていて寝ていたら国分寺から三鷹の間あたりで唐突に体を突かれて起こされた。

目を開けてみると女性の方で俺はその時イヤホンをしていたから何も聞こえなくてイヤホンを取ってみたら席を譲らせてほしいと言っていた。俺はその言葉を深くは考えずに立ち上がり、席を譲った。

そうすると女性の方が座った。そのときにその女性のことを見れば左肩に入れ墨を入れている女性だった。目線を少し下の方にやり、その女性の足の方を見てみればロリータのようではあるがそれともまた違う少し薄手の衣装を着ていた女性の方が席に座っている女性の太もも辺りに顔を埋めていた。更にその女性はたまに顔を上げて小声で座っている女性に何かを話していたのだ。流石にその声まで聞き取ることはできなかったがその二人の女性の言動をから顔を埋めている女性の方から幼い子供のような雰囲気を感じだった。

そういう特殊な関係なのかと思いあまり意識をしていなかったのだが目的の駅である三鷹に到着して電車を降りようとしたタイミングで顔を埋めていた女性の腕が目に入った。

今日という少し肌寒い日にしては少し違和感を感じる肩まで露出していた腕には大量のリストカットの跡がついていた。それも一般的な手首につけるようなリストカットではなく、手首から肘までの間にある腕の部分を切りつけるようなリストカットが十を超える数ついていた。

その光景と女性から感じる幼さからとても深い闇を感じた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?