こぼれた雑記

ちょいとだけ時間の話をします。私は、放っておくと時間の捕まえ方がルーズで、いや、、もう完全に良い大人だから仕事のソレとか絶対の約束とかは勿論ちゃんと守るけど、相手との距離が近い場合にはお互いに〝適当〟を出来る関係性を紡いでいて、付き合いが長い友人には私よりも緩い子がいるってのもあって、どちらかと言うときちんとしていない側の人間だと思っている。でもこれは(今から言い逃れをしますよ)もともと子どもだった時分にはかなり神経質で、家族がタイムスケジュール通りに行動しないのには小さな心の底からプンプンとしていたし、所謂女の子だった頃はデートの時間がちゃんとしていないのが理由で続かなかった殿方もいて、にも関わらずこの年齢になってどーしてこうなったかというと、世界は残酷で、硬いのはしんどいし沢山の他人との関わりになったら時間に関する真面目は結局ワリを喰う場面の方が多いからなんだよね。根が怠け者なので、損を取らないように生きてきた成れの果てがこの生態です。


それでも朝は今でも強くて、ごく稀に有り得ん失敗をすることもあるけれど日常は辛々と成り立つ程度。なんなら、夜更かしをした夜ほど目覚ましの前に起きちゃう。これはもう戦歴の長さが血肉に変わっているっていう自負がある。そんなことを駄弁っていて思い付いたので記すんだけど、9歳の私の娘は今まさに起床の壁にドン詰まっている。体質や季節とのバランス、つくられかけの身体との付き合い方の問題もあるとは思うから、まーなんか上手いことしてあげたいのだけれど、自分が「朝になれば・起きなければいけなければ起きられる子」だったのでしんどさが解らなくて難儀で、どーにか血肉のベースを作ってあげられないもんかと試行錯誤をしている。物理なのか心の寄り添いなのか、ギャグなのか、はたまた別の………、もうね、毎朝がギャンブル。


「寝ている子・まだ寝ていたい子を起こす」の、めっちゃむずくない???世の親御さんたち、どーしてんの?毎日に必要なことなのに成功が少ないからネットでそれっぽいワードで探してみたけど発信されているケースには微妙に当て嵌まらないんだよなー、どれも。。


どうにもぶん投げられないことを、こんなふうにボロボロとこぼしながらやっていくのは楽しいし私の性に合っているから良いんだけどね。明日の朝はどんなふうに彼女を起こしてあげたらこの賭けに勝てるかなって考えながら、今夜も床に着くことにするぜ。




おやすみなさい、世界。
また明日ね。

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