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私の心の中の神社

私にはとても好きな神社がある。

しかしその神社で変質者と遭遇してしまったため、しばらく神社には行かないことにした。
まあ、キショいおっさんはどこにでもいるな。

それなりの怒りと傷を抱えた私は、自分の心の中にその神社を作ることした。

ふとんやソファに横になって神社をイメージする。木々の緑は美しく、心地よい風が吹く。
空は高く、青い。

ここで「イメージ」の特権だ。
私は最近デグーという知能の高いネズミのような動物と暮らし始めた。こむぎという名前を付けた。こむぎの体はモフモフでさわると気持ちいい。こむぎは両手に収まるほどの大きさだが、私はイメージの中でこむぎのやわらかくあたたかいおなかに顔をうずめる。そのおなかをまくらにして寝ても良い。

私は大好きな神社で、大好きなこむぎとともにお昼寝をする。

そんなイメージをすると、穏やかに眠ることができる。心が荒れていても、ちゃんと呼吸することができる。

神社だけでなく、お気に入りのカフェも心の中に作っても良いなーと最近思い始めた。
現実の環境がきつくても、心の中はどこまでも自由だ。

以上、イマジナリー休息所のお話でした。

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