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【お酒好き必見!!】居酒屋ヒヅメボーイの秘密 店主ご夫妻の魅力&魚沼流しろモツ!?

「新潟県といえば?」という質問には必ず名が挙がるのはご存じの通りお米とお酒です。中でも有名なのは日本酒です。新潟でとれたお米を使用し作られた日本酒は口当たりなめらかで味わいはあっさりしていながらまろやかです。そんなうわさを聞きつけ全国からお酒好きが集まるほどだとか。

そんなお酒を生み出す田んぼが辺り一面に広がったのどかな新潟県南区の白根のとあるショッピング街に位置する「ヒヅメボーイ」と呼ばれる居酒屋。そんなヒヅメボーイの人気商品は何といっても『もつ煮込み』(450円)です。そこに通う常連さんによればそのもつ煮込みをたべながらちびちび飲む日本酒が人生で一番うまいんだとか。そんな熱狂的なファンをも抱えるヒヅメボーイ、なんと実は居酒屋ではない別のもう一つの顔を持っているようなのです。

この記事では、その素顔に迫りつつメインは居酒屋「ヒヅメボーイ」の魅力について深堀していきます。


ヒヅメボーイのスタート地点とその素顔


店長の栗林さん(34)が経営している居酒屋「ヒヅメボーイ」その裏の顔とは。結論から言うと、なんと「ブロック屋さん」を経営しているのだとか。ブロック屋とは、外壁や工作物にコンクリートの舗装を施工したりする職業で、歴史的な建造物や洋風な建物の増加した近代では必要不可欠な職業で縁の下の力持ちです。夜は居酒屋を経営し熱烈なファンを抱える傍ら、昼間は依頼を受ければブロック屋に変身し二足の草鞋を履いている栗林さん。実は発足したのはブロック屋が先だそうです。六年間の下積みを終え栗林ブロック店として独立し起業。現在は奥さんと二人で仕事をこなしているそうです。そして翌年2022八月居酒屋「ヒヅメボーイ」を起業し両方を経営し昼と夜で別々の顔を持つようになりました。今では居酒屋に飲みに来て下さるお客さんからの直接依頼もあったりと地域に密着したお店を二足のわらじで経営しています。

ブロック屋の実際の現場の様子

なぜブロック屋から居酒屋へ?


全くなじみのないブロック屋と居酒屋の同時進行。2022年の八月に居酒屋を立ち上げるまではブロック屋さん一本で経営していた栗林さん。居酒屋をスタートするうえでどのような思いがあったのか、気になったのでインタビューさせていただきました。その大きな根幹には「人との出会いの場を創出したかった。」という思いが大きいそうです。「お客様同士はもちろんの事、我々が1人でも多くの人と出会いたかったから。何故なら、この世のほとんどが人により作り出されているので、より多くの人との出会いで限られた人生の中での様々な経験に繋がると考えたから。」この【出会い】の場を増やすためにモツ焼屋には人が集まるため栗林さんは居酒屋という選択をされたそうです。一緒に二人三脚でお店を営む奥さんも、「知らない土地で人の輪を大事にしていきたい!老若男女が集えるような場所を作りたい!と思ってお店始めました。」とおっしゃっていました。しかし、二足のわらじは案の定とても大変らしく、何より体力面での疲労がとても大きいそうです。その中でも栗林さんは「朝6時半に起床し、夜店が終わった後もなんだかんだ持ち越した仕事等していると、大体1時就寝のため睡眠時間が以前より取れなくなった事が1番キツい。後は、1日のスケジュールがよりシビアになったので、スケジュールを組むスキルが求められるが、そこは逆に自分自身の成長に繋がっていると思う。」と語って下さいました。このような方が経営されているからこそお客さんが栗林さんを選ぶのだと伝わってきました。

ヒヅメボーイのしろモツ&一押し


魚沼流しろモツの鉄板焼き

ここではヒヅメボーイの白モツと一押しを紹介します。お店は白根の商店街に面しており、昔ながらの雰囲気ある長屋を借りて経営されています。店主は魚沼出身の奥さんがやっており、ここのメインであるモツは奥さんの地元魚沼からインスピレーションを受けたもので魚沼流のモツを味わえます。そんな奥さんによれば「魚沼はモツ焼の文化があって、市内のBBQしよーってノリでモツ焼しよー!って集まる環境にいたので、安くて上手いモツ焼の習慣をこちらでも広めたい!と言う気持ちがあった。」と語っており、奥さんがヒヅメボーイのキーであることがうかがえます。
通常モツは下処理の段階で湯がきを通して調理されます。しかし魚沼流ではそのゆがきの段階をせずに白モツをそのまま鉄板で焼くのが主流でここヒヅメボーイではその魚沼流の鉄板焼きが味わえます。モツの鉄板焼きを片手にお店一押しのバイスサワーはベストマッチだそうです。バイスサワーは、梅酒のような風味でモツの鉄板焼きの塩味のきいた味ととてもあうそうです。お話を聞いているだけでもすぐに試してみたくなりました。

バイスサワー
店内の様子



二つのお店を経営していくうえでの将来の展望

栗林さんは今後の展望として「今後はどちらもまずは地域にしっかりと根をはっていく事を目標にやっていきたい。その上でモツ焼屋は人が集まる=情報やアイデアが集まる場所として、カルチャーやムーブメントが生まれる場所になれたら最高だけど、とりあえず若い子達が南区で遊ぶ楽しさを感じる最初の場所になれればいいかなと考える。ブロック屋に関しては、モツ焼屋でお客様から聞くお話は現場では得られない物なので、実はブロックで〜な物をみたいな話をしっかり拾い上げ、実現出来たらいいなと思っている。」と語っており、白根に根付いて憩いの場を創出してるだけでなく若者が一人でも多く笑って生活していけるきっかけになっていけるような展望を持っていらっしゃいました。ブロック屋さんのほうではより地域とのつながりを密接にしお客さんの要望を形にできる場であることを展望として挙げていました。どちらも【出会い】の場の創出から派生していて、こういったことを掲げる栗林さんの周りには多くの笑顔と活気が集まっているということに深くうなずかされました。

マップ&基本情報

ヒヅメボーイ
所在地 新潟県新潟市南区白根2389
営業時間 17:30~22:00

ブロック屋くりばやし
所在地 新潟県新潟市西浦区大原3002番地1


取材させていただいた上での感想

今回取材させていただいた中でいろいろな生活が共存しているということをまず肌身に感じました。店主の栗林さんのお話を伺っていくうえで栗林さん本人について知れただけでなく大人になって行く過程での指標のようなものを僕たちは感じさせられました。栗林さんさんご夫妻はとても気さくでこの方たちにブロック屋さんの依頼をするにしても、居酒屋で青酒をたしなむにしても人との出会いを感じながら笑顔になれるのだろうと思いました。

今度は取材者としてではなくお客としていくということを約束させていただいたので自慢のモツとお酒を味わいに行こうと思います。ちなみに店内にあるカウンターの煉瓦壁はブロック屋としての技術を生かしご自身で作られたそうです。是非皆さんもこの素敵なご夫妻の経営されている居酒屋またはブロック屋に訪れてみてください。

店内改装の様子

今回時間を割いてくださった栗林ご夫妻に感謝を伝えるとともに、さらなるご活躍と将来展望の達成できることを願って我々の取材を締めくくらせていただきます。

ヒヅメボーイのインスタグラムはこちらから☟

https://instagram.com/hizumeboy?igshid=MzRlODBiNWFlZA==




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