見出し画像

【筋トレ】プロテインはメリットだけじゃない!?意外なデメリットとその対処法とは?

プロテインを最近飲み始めたのですが体臭が気になる金太郎です。ただプロテインって体に悪い物じゃないのというイメージがあるのですが、今回はメリット・デメリットについてお話しします。

まず最初にメリットについて簡単に説明します。
①プロテインはタンパク質だけを摂れる。肉・魚・卵をいっぱい食べるとどうしても脂肪など余計なカロリーをとってしまいますが、プロテインだったらタンパク質だけをとれ、余計なカロリーと取らないというメリットが1つ。

②血中アミノ酸濃度を早く高められます。吸収速度が速いので一気に血中アミノ酸濃度を高められて身体をアナボリックス(筋同化作用)状態に保てるというのが2つ目です。

③胃腸への負担が少ないです。肉や魚をいっぱい食べると胃もたれしてしまいますけど、プロテインだったらまずそういうことはないです。液体ですので簡単に消化できます。

④ホエイプロテインの場合免疫を高めてくれる働きもあります。

プロテインにはメリットがいっぱいあります。

ただデメリットもあります。

①乳糖不耐性です。特にWPCの場合で乳製品を食べるとお腹がゴロゴロしてしまう、日本人の7~8割が乳糖不耐性だと言われています。乳糖はあまり体に良くない、下痢してしまう人はWPCではなくWPIが良いです。

②アンモニアが増える。プロテインの次の問題としてはいっぱい飲めてしまい、肉や魚は胃腸の許容量があって食べられる量が決まってくるんですけれども、プロテインはがぶがぶ飲めてしまいます。体重1㎏当たり4gぐらい飲んでもそんなに直ちに問題はないです。いっぱい飲みすぎる状態が長く続くのは問題です。特にプロテインをあまり摂りすぎると、他の炭水化物や脂肪はC(炭素)H(水素)O(酸素)だけで出来ています。でもプロテインはN(窒素)が出てくるんですが、窒素をいっぱい摂りすぎると体内にアンモニアが増えてしまいます。アンモニア濃度が高まると毒になる物質です。脳に入ると疲労を感じさせてしまう事があります。そのため、アンモニアを排出する回路が体内にあります。それをオルニチンサイクル(尿素回路)というんですけれども、タンパク質を摂りすぎてアンモニアが増えてしまった場合、尿素サイクルに負担が来ます。

体内にアンモニアが増えてしまいますと体臭が増えてしまいます。プロテインで体臭が増えた人は多いと思うのですが、それはアンモニアを上手く処理できていないという事になるんですね。アンモニアを処理するカルニチンサイクルは、ここではアルギニンが大事な役割をします。アルギニンがオルニチンサイクルの1つのポイントでアルギニン・シトルリン・オルニチンとそういった流れがあってアンモニアを処理していきます。

ただホエイプロテインの場合アルギニンが少ないです。なのでホエイを摂りすぎますとアンモニアの処理が弱くなります。ホエイをとりすぎて体臭が増えてしまった方には、ソイプロテインがお勧めです。大豆のプロテインはアルギニンが多く、オルニチンサイクルしっかり働かせることができます。アンモニアを処理しやすいという事になります。

次回、デメリットを更に後2つ紹介していきますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?