モヤモヤの正体

モヤモヤの正体はなんだろう。

わたしが小さい時、母はいつもイライラしていた。
虐待や毒親には当てはまらない。
ご飯もたくさん作ってくれたし、お金にも困っていない。むしろ周りから見れば恵まれていたんだと思う。
でも、わたしはいつも母の顔色をうかがっていた。

家にいることが安心ではなくて、だからと言って学校が好きなわけでもなく。今考えると居場所はなかったんだと思う。
でも、何か行動できる思考力もなく…
自分がどんな状態なのか、母がどういう母なのか、何もわかっていなかった。

母がどういう母なのか気づき始めたのは、短大に入学、一人暮らしを始めた時。
短大で出会った友達のお家に入り浸り、友達のお母さんと話していて自分の母の違和感に気がつく。母は友達のお母さんのように子供を尊重してくれる母ではなかった。わたしが母の思い通りにならなければ不機嫌だったし、言葉もきつかった。

それに気がついた時、母と距離をとった自分がいた。どういう母なのかやっとわかった。


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