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技術書展16に参加した感想

私は今回、技術書展16に参加いたしました。「技術書展」というイベントは初参加だったため、正直「どんな世界なんだろう?」という期待と不安が入り混じっていました。技術書の祭典と聞いてはいたものの、実際に足を踏み入れると、そこは未知の技術と出会いの場でした。専門的な内容が多く、理解するのに苦労した場面もありましたが、それ以上に新しい知見を得る機会に恵まれました。

まず印象的だったのは、技術の多様性と深さです。個人の研究成果や技術の組み合わせに関する発表が多く、自分の技術スキルをどのように活かし、新しい方向に進むべきかのヒントが満載でした。特に、音楽アプリの作成に関する書籍(「ボカロ曲の歌詞をあやつるリリックアプリを作ってみよう!」)は、生成AI技術と音楽の融合について具体的に説明されており、新たな視点を得ることができました。

また現在私は、生成AI×音楽の可能性に注目しており、この領域に関する研究がしたいとも考えています。本書籍で紹介されている技術要素はこれらの研究過程で参考になる可能性が高いと感じています。ブースでも、著者の方とお話する機会があり、書籍の魅力について詳しくご説明して下さり、また貴重なお話が聞けて、大変参考になりました。

またこちらの書籍は表紙のイラストやビジュアルもインパクトがあり、手に取って読みたくなるような工夫が施されていました。特に電子書籍の普及が進む中で、視覚的な魅力が購買意欲を高める重要な要素だと感じます。

「ボカロ曲の歌詞をあやつるリリックアプリを作ってみよう!」の表紙イラスト

企業ブースの存在感も非常に大きかったです。多くの企業が最新のクラウド技術やデータ解析ツールを展示しており、実務に直結する情報が豊富に提供されていました。これにより、「この技術をどうやって自分の仕事や研究に活かせるか」という視点で非常に参考になりました。

さらに、技術の利用が社会に与える影響や倫理的な問題について考えさせられる書籍が多く、これまでの技術の利用方法について再考するきっかけとなりました。


まとめ

初めて参加した技術書展は非常に意義深いもので、多くの新しい知見と出会いを得ることができました。特に企業の展示や技術の倫理的側面に関する議論は、今後の技術応用において大いに参考になるものでした。次回もぜひ参加し、さらに深い技術の世界に触れてみたいと思います。

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