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ゲイの目覚めについて

 自分がゲイと自覚したのは小学校に入ってからでした。当時兄と兄の友達によく遊んでもらってまして、その中の一人がすごくカッコよくて優しかったんです。初めは憧れのような気持ちだったんですが、その人を見るだけでドキドキしたり、会話すると緊張してしまったりしていたのを覚えています。
 小学4年生ごろ家にパソコンが導入され男性の裸の画像をよく検索していました。gay japanというサイトで今も検索すると出てきます。割と早い方かもしれませんが、自慰行為もその頃から始まりました。親に見つからないように隠れてやっていたのを覚えています。
 中学生にはいるとクラスのイケメンにばかり目が行くようになりました。同性なのでイケメンが警戒心なくたまに話しかけてくるのですが、こちらは内心ドキドキで、でもそれを悟られないように必死で抑えててかなり挙動不審な態度をとってしまっていました。
 その後高校、大学、社会人と経ていくのですが、ゲイの方と初めてリアルしたのは27歳の時とかなり遅い時期でした。それまでは同性愛は自慰を行う際のおかずにするだけの趣味のようなもので、恋愛は女性としたいと考えていたからです。ただ、とあるアプリの存在を知りゲイと出会ったことでこの世界に一気にハマってしまったのでした。

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