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帆を張る風になるように、


*先日のDANCEDAYがやばすぎて感動のあまり溢れてしまったTJBBオタクのNoteです、、自分の整理を兼ねて、、、本当に大好きだTJBB



THEDANCEDAYに挑戦する姿を見た。
胸が膨らむような感覚と共に「逆風張帆」という言葉を思い出した。読みは「ぎゃくふうちょうはん」
意味は読んで字のごとく「逆風に帆を張る」ことを指す。かっこいい四字熟語だが、道理に適っていないのでは、とこの言葉を知った時に感じた。
なんか、矛盾していると。
文字をイメージする。浮かぶ船と広く青い海。それから風。帆を掲げる船の動力は風だ。
(エンジンは一旦忘れて、)
ヨットを転換してみる。白い船体とたなびき膨らんだ三角の帆。ヨットは帆に受けた風で進む乗り物だ。進行方向に向かい前へと進むためには風を味方につけるべきで、その動力である風が逆から吹いてしまうと前進することは難しい。
向かい風を帆に受ければ、物理的に船は前に進まない。止まるどころか風に押されて後退してしまう。
普通に考えればこう思う。逆風に帆を張るとはなんだかおかしい言葉だなと。
けれど、その成された言葉にはある意味が含まれているとらしく私はそれを聞いてストンと納得した。

「逆風張帆」とは、吹きすさぶ逆風のなかでも帆を張り、一歩でも前に進もうとする、まっすぐな努力を示す励ましの言葉だという。

蛇行しながら、藻掻きながら進む船の帆を張る風はいつか追い風になり、活路を導くものになる、というとても美しい言葉である。
苦しい状況でも諦めずに前に進もうとチャレンジをする姿を現す言葉。かっこよさが増す。
先日のDANCEDAYで見たTJBB姿はまさにそのように見えた。

THEDANSDAYとは日本テレビで放送されるダンス日本一を決める大会だ。
今回が3回目。プロアマ問わず出場権があるが、裏を返せば有象無象の大会。
ジャンル年齢関係なくそれぞれが持つダンスで勝負をし審査される。
厳しい審査を勝ち抜いたなか、アーティストからの参戦ということで注目を浴びたのが昨年LDHからデビューをしたTHE JET BOY BANGERZだった。
通称:TJBB。ボーカル3人とパフォーマー7人の10人組のボーイズグループ。
今回そのなかのパファーマー7人が大会に参加しファイナルに進出した。プロのアーティストという立場であるにも関わらずの参加だった。
ファイナル、最終決戦と進み、悔しい結果にはなったものの見るものの胸を打つ作品だったとファンながらに思う。
めちゃめちゃかっこよくて、めちゃめちゃ感動した。本当に本当にかっこよかった。


最初の作品はマキシマムザホルモンの「刃渡り2億センチ」

野生の本能をテーマにした爆発力と楽曲が持つエネルギーを体現した作品。
鬼気迫る表情と見るものを飽きさせない構成に圧倒された。
推しである田中彰くん(サムネ左下の白髪)の目で見るものを引き裂かんばかりの切れ味抜群の表情、、推しながらに怖すぎて鳥肌が立った。それくらいに最高だった、、ラスト間際の胸を押さえての魂を込めた力強いヒットもウェーブも心臓が貫かれるくらい刺さった。最高にかっこよかった。
それから個人的に沸いたのが古嶋滝くん、佐藤陽くん、NOSUKEくんの三人。
彼らが本来持つスター性が存分に発揮された上でのヒップホップのステップが見ていてすごく心が踊った。楽しい!と叫びそうなくらいにぶちあがった。スキルゴリ押しショー最高でドキドキが止まらなかったほど、、バチバチにかっこよかった、かまされた。魂ごと丸のみされそうだった。


決戦での作品は宇多田ヒカル&Skrillexの「Face My Fears」


初戦とはうってかわり真っ白な衣装で表すのは「光」
審査員の方も涙を流しながら言っていたが光の中に影が見えて、さらに光を増しているように見えて作品を見ながら泣いてしまった。
なんだか、難しいけれど、結果にならないと努力なんて意味がないとか、
見せる努力はダサいとか、隠すのが美徳とかいう考えがあるかもしれないけれど、私は見える努力は何よりもかっこいいと思う。
それだけ頑張って、傷だらけになって飛び込んで、心身共に限界なのに立ち向かう姿はかっこよくて、光り輝いていて誇れる存在だと思う。
綺麗な光というより、いろんなところにぶつかって滑らかじゃない削れた部分から反射するみたいな、目が痛くなるほどの光というか、言葉が難しいけど、そんな心を指すような光が見えた気がして、応援したいと強く思った。
蒼虎くんセンターのハウスに泣いて、碧くんの美しい腕の所作に泣いて、最後の巧光くんの揺れる動きに胸が震えて泣いた、、泣きっぱなしだった。
感情をぶつけつつ、冷静に積み重ねてきたものを発揮していて、
リスペクトが止まらない、、すごい、ほんと光、

他の出演者の方々もいろんな壁を乗り越えて素晴らしい作品を作ってきたと思う。本当にどのチームも素晴らしいショーばかりだった。
血の滲むような努力を重ねて夜遅くまで毎日何時間も練習をしてもいると思う。そして、TJBBも同じように各自の活動をしつつ、心身共にギリギリの状態でこの大会にチャレンジしたのが素直にすごい。
ファンに努力の中身までは見えないが、審査員の中曽根さんが言っていたように「光の向こうにある影が見えた」のは確かに本当だ。
めちゃめちゃ大変だったと思う。想像できないくらい。
本当にすごい、言葉が出てこないくらいすごくて、大好きが溢れてくる。

積み重ねてきたものはきっとTJBBの味方をしてくれると信じている。
楽しいことや成功だけではなく、辛いことも大変なことも全てが次の布石で次のステージへ向かうための階段になってくれるはずと感じて、これからがもっと楽しみになって、さらにみんなのことを応援したいと思った。
今回パフォーマーに焦点が置かれているけれど、その支えになったボーカルたちも最高の存在だ。
いつかパフォーマーがボーカルのことを「僕たちの宝」と言い、ボーカルがパフォーマーのことを「僕たちの誇り」と言ったことが本当に大好きで、すごくよいグループだと心から感じている。

今回の挑戦がTJBBという船の帆を張る風になるように強く願っている。
これからもたくさんの壁や向かい風が吹いてくるかもしれない。けれど、見渡す先の全てが幸せで輝くものになることを心から祈って、これからも応援していきたいと思う。
感動をありがとう、TJBB。本当に最高だった。
ありがとう。大好きです。






TJBBの宣伝失礼します。たくさんの人に知ってほしい。最高の10人なんだって知ってほしい。リリイベもあるのでお願いします!!

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