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日本は逮捕地獄に陥る

どうも、ヴィレッジです。
最近、Oさんという方に会い、日本がヤバい方向に向かってるなと感じたので共有できればと思います。

Oさんは暴行罪で逮捕、勾留、起訴されて75日間身体を拘束された挙句、20万円の罰金刑を言い渡されました。
当然会社はクビになったそうです。(筆者注:逮捕されただけではクビにはできないのですが、Oさんは人事の方が持ってきた退職願にサインしてしまったようです。)
そんな酷い結果になったのだから、悪いことをしたに違いないと思って話をさらに聞いてみると、Oさんは実は夫婦喧嘩をしただけでした。傷害罪になっていないことからわかるように、Oさんは奥さんを殴ったり、怪我をさせていませんでした。深夜に夫婦喧嘩をして奥さんが壁を叩くため、静かにさせようと手を押さえようとしたところ、奥さんに通報されただけだったのです。つまり、Oさんは一般に想定される暴力は振るってはいないのです。(手を押さえようとするだけでも刑法では暴行に該当するようです。また、あくまでOさんから聞いた話なので自分に都合のいいことしか話していない可能性はあります。)
世間一般で言う「暴力」を振るっていないのに、通報されただけで逮捕され、20日間勾留され、起訴、判決が出るまでさらに50日間あまり劣悪な環境の留置場で拘束され続けたのです。
この事例、みなさんはどう感じますか?
正直夫婦喧嘩ごときで暴行罪を適用したら、家族なんて作れなくなると思います。もちろん、奥さんを殴るDV男のいる家庭には、国家権力が介入して奥さんを保護するのはアリだと思います。(できるなら、家庭に国家権力が介入するのではなく、暴力を受ける人が逃げ込める駆け込み寺を作るべきだと思います。今の日本にそういう制度はない。)
しかし、夫婦喧嘩で暴行罪にして数十日も留置場に監禁する検察の判断は異常だと思いますし、こんなことで一々逮捕する警察、逮捕状を発布する裁判官も異常だと思います。さらに言えば、司法が簡単に国民を逮捕するという異常事態に国民が気付いていないのが一番まずいと思います。
Oさんがいた留置場では、同じように家族と喧嘩したり、恋人と些細な揉め事で逮捕された人が多くいました。
例えば、恋人と揉めた男性はLINEの一部を切り取られ、恐喝で逮捕されていました(恐喝のメッセージではないにもかかわらず!)。ちなみにその人は否認を続け、20日間勾留された後、脅迫に格下げされて略式起訴(20万円の罰金)されました。
他にも倅と喧嘩して通報され、傷害罪で現行犯逮捕、奥さんが息子さんを説得して警察に行って被害届を取り下げてもらったお陰で数日間だけ留置場にぶち込まれていた医者もいました。
彼女とうまくいかず、話をするために家に行ったら通報され、住居侵入罪で逮捕された人もいたそうです。
彼女と喧嘩した時に対立している男に彼女が唆され通報、暴行罪で逮捕、示談で数十万を支払い、一部はその対立している男が受け取ったという「それこそ恐喝だよ!」と突っ込みたくなる話もありました。(被害者がいる犯罪の場合、示談になり、相手が被害届を取り下げれば釈放されるため、多少高額でも逮捕された人は示談に応じてしまうのを悪用したケース)

こういった話を聞いて、日本の司法がこの十数年で大きく変わったと感じました。
具体的には以下の通りです。
・昔は夫婦喧嘩が起きたくらいでは民事不介入で警察は一切関わろうとしなかったけれども、今は積極的に(嬉々として!)警察は民事介入している。
・民事介入では積極的に逮捕を行なっている。

この2つ、特に2点目が非常に問題だと自分は感じています。
喧嘩した時に暴行罪などで通報してしまえば、相手を逮捕させ23日劣悪な環境に拘束させることができるようになっているんです。こちらが通報すれば相手を逮捕させることができますし、相手が通報すればこちらが逮捕されることになります。
通報したもん勝ちです。
一時期、恣意的に相手を私人逮捕する立花孝志氏が問題視されました。(問題視されただけで何の法改正も行われていない。)
今は通報さえすれば、相手を恣意的に逮捕させることができてしまっています。警察は暴行罪でも簡単に逮捕するようになっていますが、所轄の警察署が動かないなら、喧嘩しそうな時に屈強な男性を待機させ、喧嘩になった瞬間、相手を私人逮捕すれば簡単に相手を23日勾留(合法的な監禁)をすることができます。これ、かなりお手軽な攻撃手段ですよ。
だからこそこれからの日本は。

地獄の逮捕させ合戦が始まる。

私人逮捕は未だ誰でも気軽にできること、通報すれば相手を簡単に逮捕させることができることから、これからの時代、相手にダメージを与えるために恣意的に逮捕を手段として用いることが増えるだろうと予想します。
追い落としたいなと思ったライバルがいたら、飲みの席で揉めて先に通報すれば、相手を逮捕させることができてしまいます。相手を酔わせておけば、簡単に私人逮捕できます。
もちろん、今はまだ恣意的に逮捕を悪用している人はいません。ムカつく上司を通報して23日間、留置場にぶち込むトンデモ部下は出現していません。
今はまだ政敵に女性を送り込み、不同意性交罪で通報、留置場送りにする政治家はいません。
しかし理論で出来る以上、いずれ実行する人は現れます。絶対です。100%確実に現れます。
日本は留置場の環境が劣悪であり、かつ検察の気分次第で20日間も勾留できるという異常なルールがあります。(20日間の勾留決定が適切だったか等の監査は入らないため、検察は思考停止してとりあえず勾留、とりあえず勾留延長をします。とりあえず生、みたいな感覚ですw)
この2点(留置場の環境が劣悪、20日間の勾留)が是正されないまま、警察は民事介入に乗り出し、国民を積極的に逮捕しはじめ、23日間も劣悪な環境の留置場にぶちこめるというのはプチ拷問で、「え?どこの北朝鮮?」というレベルだと思います。
そして低コストでプチ拷問ができるということは、それはムカつく相手を潰すのに最適な方法だということです。

逮捕させ合戦が起こる前に日本から脱出すべきではないか、そう感じました。
また、小金稼ぎにはちょうど良いような気もします。
金持ちでムカつく奴がいそうな人に営業をかけ、失脚屋として受注、ターゲットに女性を送り込み、不同意性交罪で通報すれば、あとは勝手に警察が逮捕してくれます。示談に応じて金を巻き上げてもよし、23日間留置場にぶち込むもよしです。留置場にぶち込むだけで普通に現代の生活をしてる人からしたら拷問なので、23日間拷問をして精神を潰せると考えれば、相手にダメージを与えるという点で有効です。ちなみに準備さえしておけば不同意性交罪の証拠なんて簡単に集められるので、正式裁判になればさらに倍近く過酷な留置場に監禁することができます。
シャバに出てきたら、今度は飲み会の席で(できれば女性が)その人に絡んで揉め事になり、先に通報すれば、また、暴行罪で警察が勝手に逮捕してくれます。
23日勾留するなり示談で金を巻き上げるなりして、次もなにかしらの理由で私人逮捕でその人を逮捕、23日勾留するなり示談で金を巻き上げる。
エンドレス逮捕が現代の令和日本では可能になっているんです!
クライアントからもお金をもらって、示談で大金巻き上げたら成功報酬で5割持っていくとか考えると荒稼ぎできそうですね!
いや、ますます早く日本脱出を考えなきゃなと思います。

ではでは!

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