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夢追翔の曲解釈を語ったり語らなかったり 1

経緯

 最近TLで推しの曲解釈の話が流行っているのを見たので、俺も解釈一家言あるで!!!!!!!!!!!!!!!!となったのでこの記事を書き始めました。今の時点でなんの曲に言及するかとか考えてない。これって公開したあとにタイトル編集したり本文直したりできんのかな?(note初心者)
 公開後タイトルとか編集できそうだったらやる気がある時にシリーズものとして続けていきたいな。それはそれとしてホワイトデーベアデカくない?イラストのサイズ感で考えてたからビビっちゃった……

追記:公開後編集できる!せっかくだからカラオケでゆめおの曲初めて歌った時の点数をサムネにしておきます。1回目でこれは上々じゃない?

前置き

 これ経緯の前に書くべきじゃない?と思ったけどオタクの戯言noteだからいっか…… このnoteには過剰な断定口調、決めつけ、オタクの幻覚、幻聴、妄想、強い否定、その他諸々が含まれますが、皆様の解釈を否定するものではありません。異論等はご自身のnoteやTwitterで表明してくれると幸いです。(見に行きたいので)
 みんな推しの好きなところを好きなようにつまみ食いして解釈したりしなかったりしよう!なんたって推しがそう言ってるのでね!!!!!!!

 今回お話しするアルバム↓

音楽なんざクソくらえ/ Fxxk the music

 え!?いきなりこれいくんですか!?と思ったそこのあなた!!そう!いきなりこれやります! セカンドアルバムで一番脂乗ってるところですね(諸説)
 きっと誰よりも音楽を愛し、それでいて苦しめられているであろう人間がこのタイトルの曲を作って発表するの、何より苦しくて最高だなと思いますね。

1番冒頭

こんな生き方しか無けりゃ 恥ずかしさも忘れて叫ぶしかねえ


 冒頭からこれかよ!?!?!!?!?!?夢追翔!お前!と思ってしまう初っ端から飛ばしたリリックで涙出ますね。ちなみにここでは主に歌詞の話をしていきます。
 自分の生き方がこんなものしかない、と叫ぶ夢追翔。大学院まで行って就職したのに半年(うろ覚え)で辞めてしまった人間が言うと重みが違う。その後にじさんじライバーとして、そしてシンガーソングライターとして活動を四年間(2023年5月21日現在)続けている夢追翔。彼が何を思って活動を続けてきたのかはわからないけど、自分の生き方を自分で嘲笑った瞬間がないとは思えない。(個人の思想)それは彼のあまり高いとは言えない自己肯定感に由来するものかもしれないし、それ以外に由来しているものかもしれないが、とにかく自嘲的な文脈が見て取れる。それでもこれしかない、と覚悟を決めたような、逆にこれしかないからそうするしかない、というやぶれかぶれとも取れるような歌詞。
激アツすぎる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

いつか描いた夢の憧憬 諦めきれず
必死で書いた4分音符持って 走って来たけど

 駆け抜けるような木琴?とギターのあとに少し落ち着いたメロディ。ここの間奏?前奏?わかんないけど好き
 いつか描いた夢の憧憬、これがきっと音楽で何かを表現して生きていくということなのかな。シンガーソングライターを目指し始めたのはここ数年の話、と何年か前のコラボか何かで話していた記憶があるのだけどそれ以前から曲で生きていくという夢はあったのだろうか。私は夢追翔のことを何も知らない……
 必死で書いた四分音符=書いて歌ってきた今までの曲たち(発表されずに死蔵されているものや消えていったものたちを含む) キツ!!!!!!!!(好き) それを握りしめていたのか、後生大事に抱えて生きていたのかはわからない。(個人的にはなんとなく前者のような気もする。後生大事に抱えていたらインターネットとかいう針の筵みたいなところには出さないのかな、と思うので)
 生きていくことを「走る」と表現しているのも夢追翔らしいなぁと思う。というのも、過去の自粛期間を経た後の夢追翔(ここに関しては劇重感情があるのと同時に苦手な人がいるかもしれないので割愛。別途記事を書く予定)は確実に「進む」ことを求めて活動していた印象がある。一時期は少し我武者羅すぎて痛々しさすら湛えていた彼だが、この曲を発表した時点ではそのエネルギーがきちんと推進力として作用しているのが見て取れて嬉しい(小並感)

現実はどうも理想のように いかないことだらけ
今日もまた誰かの洒落たミュージック 浮かんで消える

「現実は理想のようにいかない」
重て〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!何度も言うようだけど夢追翔がこの歌詞書いてると思うと説得力が違いすぎて泣けてくる。男性Vがあまり活躍していない時代から男性Vとして、シンガーソングライターを名乗っているのに司会やその他の部分ばかりが取り上げられてあんまり伸びていなかった時期がある夢追翔が言うとそれはそうですよね……って気持ちになる。でもそれでもやってきたんだな……
 「今日もまた誰かの洒落たミュージック 浮かんで消える」
ウワ!!!!!!!形にならなかった音楽たちだ!!!!!(歓喜) 絶対寝る前に思いついてそのまま寝ちゃって消えていった曲たくさんあるでしょ。
 それはそれとして、オリジナリティ欠乏症などで見られた「いわゆる流行りのキャッチーなメロディ」っていうものを皮肉ってたりしなかったりするのかな……わかんないけど……

1番サビ

音楽なんざクソくらえ 魂切り売りグラム調整
誰か聴こえてんなら声枯らせ このガラスの向こうに向けて

きちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!サビ!!!!!!シンプルにクソカッケェメロディと伴奏で震える。そしてタイトル回収 泣ける 最高
「魂切り売りグラム調整」
これはアレ。いわゆる身を切り売りすること。ライバー活動なんて私生活の切り売りみたいなもんですからね……(個人の意見)シンガーソングライターとして自分の内から捻出したものを整えて曲にしているのもダイレクトに切り売りだし、その感情や思想や自分自身のアイデンティティみたいなものを総称して魂と呼称するのもくそアチいなと思います。(個人の意見)
「誰か聴こえてんなら声枯らせ このガラスの向こうに向けて」
 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!俺たちはどう足掻いても視聴者でしかなくて、夢追翔を観測するにはこのガラスが絶対必要なんだ…………関係ないけどガラスを隔てた関係って水族館とか博物館みたいな展示する側/される側みたいなものを感じるよね。おや?
 そんな、どれだけ近づいても同じ場所にはいけない「誰か」に向かって叫んで自分を見ろと主張する夢追翔。めちゃくちゃロックだね。(ロックのことわからないけど……)

音楽なんざクソくらえ 腹の足しにもなりはしねえぜ
それでもこんな生き方しかできねえ 精々死ぬまで見せつけてやるぜ

 かっこいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!ここは割とリフレインじみていてあんまり語ることはないんだけど、死ぬまで見せつけてやるってところが夢追翔の成長っていうか、なんかうまく言語化できないけどカッケェとこ出てるなって思ったので取り上げました。

2番Aメロ

報われない夜風に曇天 晴れ間は見えず
偽り塗り過ぎたその顔 メイクが落ちる

夜に曇天に見えない晴れ間!!!!!!!!!!!!!お先真っ暗感がすごい。でもなぜか負けてやるものかと空を睨みつけている姿が容易に想像できるのは終始疾走感のある曲調だからなのか、曲全体から闘志がみなぎっているからなのか。個人的には夜風(周囲、環境の描写)曇天(空を見る)晴れ間は見えず(遠くの空を注視する)みたいな書き方だからなのかな、と思った。アッもしかして夜風って向かい風のことですか!?
 作った感情や表情のことを仮面と表現するのはよく聞くけど、メイクも確かに素顔が見えないという点では一緒だな……やっぱ夢追翔好きです……見えない素顔は作られた(綺麗な)顔でないと見てもらえないという考えの表れだろうか。ここでずっと強気だった歌詞に翳りが見える。メイクが落ちた要因は涙ですかね?

泥積み上げたつもりでも Yeah 中身がそのままじゃ
一瞬でも隙あらば No way 無様に崩れた

 ここ好き YeahとNo wayが小気味良くて。塵も積もれば山となるけど、伽藍堂を積み上げたら山になる前に崩れてしまうんだなぁ。ここの「中身がそのままじゃ」っていうのは前述した素顔のことも含むのだろうか。
  No wayっていうのは主に「絶対に無理」「嘘でしょ、信じられない」「すごい」といった意味を含むそうで、スラング的に言うと「ヤバ!」的なニュアンスな気がする。なんとなくNo wayの部分で大袈裟に肩をすくめて見せる夢追翔のようなものが見えますね。(気のせい)

Cメロ

アンチもファンも お前の化身
抜け出したければ 命を懸けろ

 ここ好き!!!!!!!!!!正直ここ書くためにこのnoteを書き始めたと言っても過言ではない(過言)
「アンチもファンも お前の化身」
 
ここの化身がゴースト呼びなのがかなり好き。それはそれとして、一般的に反対のものとして扱われがちなアンチとファンという存在を、両方とも「お前」(自分)の化身、いわば鏡として扱ってるのが非常に味わい深い。確かに活動者として自分がどう見られているかを自分が確認するためには、自分を見てくれている人(それが肯定的か否定的かを問わず)を見るしかない。それは現実の人間関係などでもきっと同じことなのだと思う。
 ゴーストというのは、もちろん幽霊という意味もあるけど「テレビの画像にできる、影のようにズレた映像。」のことを指す場合もあるそう。それは大きな建物などで反射した電波によって起きるらしく、「反射した電波」というのはそのまんまインターネットを通じて見ている我々視聴者を指しているようにも取れる。反射する大きな建物は我々を隔てるガラスだろうか。
 「抜け出したければ 命を懸けろ」
 
かなり強い言葉。抜け出すのは現状?Vという枠組み?それともまた別の何か?またその全て?夢追翔の配信などの端々から、何かに囚われることをとても嫌う様子が見て取れる。それは社会の枠組みだったり、常識だったりとさまざまだが、きっとそれは命でも懸けてしまわないと抜け出せないような大きくて強大なものなんだろう。でも命はかけないで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

大サビ

音楽なんざクソくらえ 流行りにブランディング 知恵絞って
お前が求めてるのは顔だけ ついでにこの歌も聴いてけ

 ごめんなさいCメロ書くためにこのnote始めたって言ったけど嘘です。ここのために書き始めました。
 「流行りにブランディング 知恵絞って」
 
まんまここ最近の夢追翔やんけ!!!!!!!!!!!(個人の感想)(ここでいう最近とはここ数年のことを指します)Stop the Internetの新曲ハッシュタグが大荒れしてたのとか命に価値はないのだからのハッシュタグでTwitterがお祭り騒ぎになってたのとか人間じゃないよなであえて夢追翔をイラストに出さないのとかオリジナリティ欠乏症とか!!!色々!!!!! すみません取り乱しました。
 「お前が求めてるのは顔だけ ついでにこの歌も聴いてけ」
 お前がそれをいうんか!?!?!?!?!?!
Vが言うととくに重たい、なんだったら1番重たいまであるワード。オリジナリティ欠乏症の「誰も僕など願っちゃいない でも願っていたい」とほとんど同じ意味に感じられる。オリジナリティ欠乏症と違うのは、願っていたいという若干消極的なワードではなく「ついででいいから聞いていけ!」という力強さがある点。顔だけだっていいから見にきたんだったら聞いていけ、僕を見ろと叫び続けられている。

音楽なんざクソくらえ 中指立てイキり散らかせ
誰も見たことない世界の果て 探しに行くならこの腕を掴め

 最高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!普段はFワードを言ったり3Dで中指を立てたりなんてほとんどしない夢追翔が、それでも中指立ててイキリ散らかすような人生〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
 「誰も見たことない世界の果て 探しに行くならこの腕を掴め」
 最高〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!(2度目) 
ここまでずっとマイナスのように見える言葉を歌っていたのは、誰も見たことない世界の果てを目指していたからなんだ……そりゃクソくらえとでも言いたくなりますわ。そして自分が目指している場所を一緒に見られるように、一緒に探すならこの腕を掴めって言ってくれる推し…………一生ついてく…………一生追いかける…………

終わり

 いかがだったでしょうか。解釈というか歌詞鑑賞会みたいになってしまいましたが……書いてて結構時間がかかったのでとりあえず第一回はここまでとします。明日早いのに遅くなっちゃったな…………まあええか
 総括、推しは何を言っても音楽のことがすごく大好きだよね〜〜!って感じのふわふわした感想を持っていただけると幸いです。なんかここ違くない?ここはこういうことじゃないの?と思った方はぜひご自身の解釈noteをご作成ください!!読みたいです!!!あとオタクのこんな戯言noteを見る暇があるなら推しの歌動画見たり配信見たりする方がよっっっっっっっぽど有意義だぞ!!!!
 ではまたいつか、タイミングがあった時にでも会いましょう〜〜〜!!



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